タグ

ブックマーク / goldhead.hatenablog.com (5)

  • 二回目の『シン・エヴァ』は本当になんていうことなかったわ - 関内関外日記

    二回目の『シン・エヴァンゲリオン』鑑賞。今度は女と一緒に行った。女はアマプラで新劇場版を予習した上に、解説You Tubeを見てきたという。女は庵野秀明とほぼ同世代である。『Q』だけがよくわからないと言っていた。 シアターはブルク13のIMAX。おれが最初に観たのは封切り日だった。満員だったし、なにか空気がピリピリしていた。それがどうだろうか。公開……何周目かの今日は、空席も目立ったし、なによりピリピリしていなかった。 おれはというと、さんざんネットでいろいろな感想、批評、考察、批判を読んできて、なんだかわからないが、二度目とは思えない、という感じだった。庵野秀明総監督のドキュメンタリーももちろん観た。ただ、なんというか、「二度くらいは劇場で観る」と決めてはいたが、それにすらテンションが上がらなかった。でも、あらためて観たら印象変わるかな、と思っていた。 が、印象は変わらなかった。なにかも

    二回目の『シン・エヴァ』は本当になんていうことなかったわ - 関内関外日記
  • ふりむくな、うしろには夢がない ― さよならエヴァンゲリオン 『シン・エヴァンゲリオン劇場版』感想 - 関内関外日記

    ふりむくと 一人のマニアが立っている かれはエヴァンゲリオンの新作が出るたび うれしくて 三度も劇場に通った ふりむくと 一人の失業者が立っている かれは綾波レイのフィギュアを売って 苦しい月末の飢えをしのいだ ふりむくと 一人の人が立っている 彼女は夫にかくれて 渚カヲルのキーホルダーを買ったことが たった一度の不貞なのだった もうだれもふりむくものはいないだろう うしろには暗い劇場があるだけで そこにエヴァンゲリオンは もうないのだから ふりむくな ふりむくな うしろには夢がない エヴァンゲリオンが終わっても すべてのアニメが終わるわけじゃない 人生という名のモニターには 次の放送を待ち構えている数千作もの 名もないアニメの群れが 朝焼けの中で追い込みをかけられている 地響きが聞こえる 思い切ることにしよう エヴァンゲリオンは ただ数体のフィギュアにすぎなかった エヴァンゲリオンは 

    ふりむくな、うしろには夢がない ― さよならエヴァンゲリオン 『シン・エヴァンゲリオン劇場版』感想 - 関内関外日記
  • 【ネタバレ】エヴァグッズをお恵みいただいたので、『シン・エヴァンゲリオン』感想延長戦【お恵み】 - 関内関外日記

    それは月曜には届いていた。だが、おれは映画に行くことに浮足立っていて、「明日開ければいいや」と思っていた。 そして、今日開けた。 中から出てきたのはエヴァグッズだった。エヴァグッズ以外のなにものでもない、粋な計らいに(最初、船橋方面と書いてしまいましたが、間違いでした!勘違いです!すみません!)応えられなかったな、と思った。 書きたいことはだいたい昨日書いてしまった。 goldhead.hatenablog.com その後、いろいろな人の感想などを読んだうえで、さらなる延長戦をしたいと思う。 ※『シン・エヴァンゲリオン劇場』のネタバレがある記事です。 この記事では「読んでるやつはもう観てるだろ」という前提のもとに書かれています。ネタバレを気にする方は引き返してください。 新型コロナウイルス感染症については、必ず1次情報として厚生労働省や首相官邸のウェブサイトなど公的機関で発表されている発生

    【ネタバレ】エヴァグッズをお恵みいただいたので、『シン・エヴァンゲリオン』感想延長戦【お恵み】 - 関内関外日記
  • おれも『十三機兵防衛圏』の良さについて語ろう - 関内関外日記

    十三機兵防衛圏』公式サイト 男色ディーノのゲイムヒヒョー ゼロ:第561回「『十三機兵防衛圏』の凄さについて」 - 4Gamer.net [ゲーム] 毎年、年末年始にゲームやろうかな、とか思うんだよな。 2019/12/19 15:23 おれは昨年の12月19日にこんなことを書いた。「思うんだよな」ということであって、毎年年末年始をゲームに費やす、という習慣はない。だいたい普段見ないお笑い番組を見て大笑いして(普段見ない反動)、ダラダラ酒を飲んで終わってしまう。が、この『十三機兵』、どうも面白そうだ……。 というわけで、有馬記念で勝ったのもあって、ダウンロード購入してしまった。してしまった以上はやるしかない。 ……結果、おれの2019年末~2020年始はほとんど『十三機兵防衛圏』によって占められたといっていい。おれはこれだけのことをもって未プレイの人に『十三機兵防衛圏』をすすめること

    おれも『十三機兵防衛圏』の良さについて語ろう - 関内関外日記
  • 映画感想文『天気の子』 - 関内関外日記

    美しい娘の物語は、年とった人たちの心にも、豊かな期待を起こさせるものと見えて、このわたしどもの国にも、そうした話がたくさん残っていて、幼い耳へ順ぐりに、吹き込まれ吹き込まれして参りました。これも、そう言う噂の一つなのです。 「神の嫁」折口信夫 「……なんだっけな、マーだったかな、マー君? いや、違う? ムーのあんちゃんよ、ようわしを見つけたもんよな。ようわしの話を聞きにきてくれたもんよな。そうよ、わしこそが、この国の天気を変えてな、国の形を変えた張人よ。おう、ちょっとまってくれ、準メーンの発走だ」 ずぶ濡れになった、色とりどりの勝負服を身にまとった小さな小悪魔たちに導かれ、泥水を跳ね上げながら馬たちがゴール板を通り過ぎていった。老人は、紙の馬券を握りつぶしてぽとりと落とした。 「まったく、しょうもねえなぁ……。おう知ってるか、今の府中で走ってる馬の、八割はガリレオいう馬の血を引いとるんじ

    映画感想文『天気の子』 - 関内関外日記
    FRS_MAG
    FRS_MAG 2019/07/29
    “世界なんて、どうでもええ思うた。そんなこと、あんちゃん、思うたことあるか。わしにはある。そう言える。わしが誇れるもんはそれだけなんよ」” ここだけカッコいい。馬券握りしめて、馬ガン見でのセリフだが。
  • 1