元文化庁著作権課長であり、現在は政策研究大学院大学の教授をしておられる、岡本薫氏の新著である。他の本と基本的には主張は変わらない。と言っても、「著作権の考え方 (岩波新書)」「日本を滅ぼす教育論議 (講談社現代新書)」「新不思議の国の学校教育―日本人自身が気づいていないその特徴」「教育論議を「かみ合わせる」ための35のカギ」位しか読んだことがないのであるが、それらの本と比べて、著者のスタンスは基本的に同じである。考えるための材料と、考え方を読者に対し豊富に与えてくれるが、どの考え方がいいのかは自分では言わない。新聞で報道されている様々な著作権問題を材料に、岡本氏が与えてくれる考え方をあてはめ、あれこれと考えをこね回すことは実に楽しい娯楽である。 ただ、本書でも著者のスタンスは変わらないのだが、副題に「活字文化・出版関係者のために」とあるように、ターゲットとなる読者を出版関係者と想定している
Expired:掲載期限切れです この記事は,産経デジタルとの契約の掲載期限(6ヶ月間)を過ぎましたので本サーバから削除しました。 このページは20秒後にNews トップページに自動的に切り替わります。
やうやく、板倉雅宣『活版印刷発達史』を眺める機会に恵まれた。 活版印刷発達史―東京築地活版製造所の果たした役割 作者: 板倉雅宣出版社/メーカー: 印刷朝陽会発売日: 2006/10メディア: 単行本購入: 2人 クリック: 24回この商品を含むブログ (11件) を見るざっと斜め読みして、三つのことを思った。 ひとつは、キューピッドのヴィネットの件や平野活版の商標の件などに見られる新聞広告の調査など、「ああ、よく調べてゐるな」といふ感想。 『活版印刷発達史』pp.159-160に、「明治27年1月『座右之友』で「五号ゴチック形文字」として地名、株式会社、生糸相場など新聞で使用されるような単語が載っている。」といふ記述があるんだども、己の未発表のリサーチでは、この時期に幾つかの新聞が紙面刷新を手がけてをり、『都新聞』が明治二十七年八月二日付の第二千八百七十三号から「商況物価」欄をリニューア
Search the world's most comprehensive index of full-text books. My library
ご挨拶 日頃は弊社の書籍等につきましてご高配賜り、誠にありがとうございます。 弊社は2008年8月1日より、新会社「株式会社DNPアートコミュニケーションズ」に事業を統合することとなりました。これに伴い、弊社が運営しておりますTransart Online Shopにつきましては、諸般の都合により、しばらく停止することとなりました。新しい書籍などのご案内などができなくなりご不便をおかけいたしますが、全国の書店もしくはオンライン書店にてご注文・ご購入いただければ幸いに存じます。 また多くの方々にご活用いただいておりました「情報INDEX」や「BOOK GUIDE」などは、ご利用できなくなりますことをお詫びいたします。 なお、商品のご注文等でご提供いただきましたお客様の個人情報につきましては、送品ならびにご入金の確認を完了した後、速やかに削除するようにいたします。 弊社では、新会社となりまして
共有地としての言葉―仲俣暁生 ※inflorescencia=inf. 仲俣暁生氏=仲俣 ced氏に関しては雑記帳をご覧ください。 仲俣 質問の四つ目に行きましょうか。えーと、「ネットにおける情報の公知手段として、とりあえずばら撒いておけば、見てくれる人は見てくれるだろう、というモデルが存在する。このモデルは日本で通用するだろうか」。もう少し説明してくれますか? inf. これで想定しているのは、クリエイティブコモンズのレッシグ先生が提唱というか想定している世界観で。とりあえずCCをつけていろんな人に見てもらえるようにすれば、きっと誰かが見てくれるし、きっと「これは良い」と思ったら紹介してくれるだろうと。そうやって広まっていくだろうというのがあって。こういうモデルは……? 仲俣 出版モデルとして、っていうことかな。それとも別に出版に限らず? inf. 出版に限らず、ですね。エディターシッ
2006年04月17日 読書に関するアレコレ あるところで読書に関するいい言葉を見つけたので引用。 「本を読むと言うことは、知識を増やしたり教養を高めたり心を豊かにしたり、という効能に目が向きがちです。 (中略) しかしながら、仕事をするという観点から見れば、必要な情報をできるだけ早く入力するためのトレーニングという観点もありではないかと考えます」 「本から得られることは、考えるための材料としての「知識」であって、その組み合わせ方や活用方法は学べないのです。だから、いくら本を読んで勉強したところで、そこで得られた知識を実践の場で試してみないことには、いつまでたっても叱責から逃れることはできません。 (中略) そして、仕事をする上では、「知識を活用できるようになること」が求められます。つまり、頭で知っている状態から身体が動くようになる状態にシフトする必要があるのです。」 ■私的GW明けまでに
この本を読む前は、「梅田氏はなぜ(ブログではなく)本を出版するのだろう」と思っていたが、結局のところ、「今の時代になってもブログから情報を得ることをしない(できない)ような経営者、エスタブリッシュ層が日本にはたくさんいるので、その手の人たちに彼のメッセージを伝えるには古典的な書籍という手段に頼らざるをえない」という悲しい現実を良く知っている彼だからこそのアプローチなのであろう。 たとえば、今の世の中に、本というものがなく、すべての文字情報は、パソコンもしくはケータイからしか取得できなかったと考えてみる。そして、そこに、本という根本的に新しいメディアが登場したとする。 この新メディアは次のような特徴を持つ。 (1)本の中でも、とくに携帯性に優れた文庫や新書は、究極のモバイルメディアである。いつでもどこでも、読むことができる。しかも、PCどころか、G-SHOCKすらもはるかに凌駕する超絶的な耐
友人の編集者に教えられて松山巖『建築はほほえむー目地 継ぎ目 小さき場』を入手して読んだ。 松山巖さんの本は『乱歩と東京』『世紀末の一年ー1900年ジャパン』などを読んで感銘を受けていた。 この本は、高校生や大学で初めて建築を学ぶ人たちに向けて書かれたという。 平易でしかし根元的なことばの数々が感動的だ。 「もし建築たちに意志があるなら、建築たちは樹のように生きたいと希っているのではないだろうか。」 「ル・コルビュジェの語る”第二の目的”を住まいに作り出すだろう。森のような静謐と陽気、秩序と多様を併せ持つ街をつくり出すだろう。ひとつの建築が目覚めたとき、街全体も甦るだろう。そうでなければ、コンピューターという道具の扱い方を誤っている。」 若い人に広く読まれてほしいが内容についてはまた別の機会に記したい。 小さな版型のわずか100ページちょっとの本だ。 しかし、この本は、書かれて
コラム〜リサーチャーの日常 トリプル ディスプレイ モニター 在宅勤務が常態化している人は、まず トリプル ディスプレイ 環境に投資することを考えてみてください。作業効率の圧倒的向上が可能です。… 2021.05.06 2021.05.11 205 view 3.ビジネスリサーチの報告書作成 聞き手の頭に入りやすい資料作成〜聞いて理解する人と読んで理解… 【 相手に合わせた 資料作成 】最初に結論を述べてから、それを裏付けるデータを提示するという構成は、欧米流のロジカルシンキングの基本になっていますが、日本のビジネスパーソ… 2021.02.03 2021.05.13 974 view コラム〜リサーチャーの日常 人生を通じてマッチクオリティーを追求する 知識の幅が最強の武器になる という本で初めて知った「 マッチクオリティー 」という言葉は、経済学の用語で、ある仕事をする人とその仕事がど
本社:〒104-0033 東京都中央区新川1丁目15番2号 営業部:〒272-0837 千葉県市川市堀の内5-21-3 電話: 047-374-8105 FAX: 047-374-8101 メール:water@f2000.co.jp 販売サイト: http://www.shop-f2000.com/ ■受付時間 電話:9時〜18時 FAX・インターネット:24時間365日 ■定休日 土・日・祝日 ■受付担当 運営管理者
目次 2006年1月30日 - 「ミルカさんとコンボリューション」のLaTeXファイル公開 / 2006年1月29日 - 日曜日 / 2006年1月28日 - 手書きの「ピタゴラ・シミュレータ」 / 土曜日 / 2006年1月26日 - 学ぶ楽しみ、知る喜び / 準備 / 2006年1月23日 - ミルカさんとコンボリューション / 2006年1月22日 - …送信 / 2006年1月21日 - そして… / お昼寝後… / さらに… / さらに続く / 校正は続く / ふゆはつとめて / 2006年1月20日 - 編集部からまたまた到着 / 返信完了 / 編集部から質問到着 / 2006年1月19日 - Yahoo! JAPANサーファーチームからメール / 日記ダイジェスト / 2006年1月18日 - 付録も脱稿 / 今日も仕事 / 2006年1月17日 - さらに仕事 / 今日も仕
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く