ディスカウントストアの片隅で「OAスケール-45」を見つけた。 長さ45cmの透明プラスチックのインチ表示の定規で、目盛りが普通と違っていて、1/10だけでなく、1/15、1/12、1/8/、1/6インチの5種類になっている。 この目盛りは、コンピューターのプリントアウトの文字数を確認するためのゲージと呼ばれるものだ。 ラインプリンターやテレタイプ、電動タイプライターの文字ピッチは、英文字で1/6か1/8インチで、出力用紙にこの定規を当てて読むと、何文字あって、間違っている場合には何文字目が間違っているかが分かる。 そして、カードパンチャーでカードの間違った文字の位置を打ち直して修正して、コンピューターに読み込ませることになる。 と書きながら、パソコンしか知らない人には、何だか分からないだろうと思う。昔は、今では考えられない程、面倒なことをしていたのだった。 1/6か1/8インチというサイ