小熊さんからお知らせいただきました。折りからパブリックレビューが募集されている「新常用漢字表(仮)」ですが、3月24日に日本新聞協会が意見書を公開しています。 「『新常用漢字表(仮称)』に関する試案」への意見(PDF / 159KB) 内容としては一部の字種の入れ替えと、音訓の追加、そして略字体の掲出をもとめています。とくに掲出字体については、印刷標準字体がすでに定まっていることを勘案し、〈「本表では常用漢字表内の整合性を保つため、追加字種についても簡易慣用字体、部首許容の字体を掲げたが、これは印刷標準字体に従って改定されたJIS(X0213)の字体の変更を求めるものではない。印刷標準字体としての字体の基準は変わらない」と付記〉することを提案しています。 まずは一報まで。
前回までを振り返る--Unicodeコンソーシアムの影響力 前回はどこまでお話ししましたっけ。世界中の文字の収録を目的とした文字コード規格、Unicodeは、米国のIT企業を中心に結成されたUnicodeコンソーシアムが制定するデファクト規格に過ぎないこと。しかし公的な国際機関が定めるデジュール規格ISO/IEC 10646と同期することで、WTO/TBT協定にもとづき世界中の国々に普及させられるメリットを得たこと。 また、Unicodeコンソーシアム自体はオープンな組織だけれど、意志決定を行うUTC(Unicode Technical Committee/Unicode技術委員会)で一票を投じる権利を持つのは一握りの団体に限られること。そしてUTCはISO/IEC 10646のアメリカ・ナショナルボディであるL2委員会と合同でしか開催されておらず、同時にL2委員会とUnicodeコンソー
世間はすっかり新常用漢字表のパブリックレビューですが、絵文字原稿の3回目が公開されました。 絵文字が開いてしまった「パンドラの箱」第3回――Unicode提案の限界とメリット 文字コードに興味のある人って、たいてい文字派とコード派に分かれるんですが、今度の原稿はコード派の方にお勧めですかね。めくるめく絵文字変換サービスの世界を味わうことができます。なんったって1文字が9文字と対応するようなケースがあるんですから。いや本当、携帯電話のエンジニアの方々って尊敬しちゃうますよ。これをきちんと破綻のないよう実装しているなんて普通では考えられない。 しかしKDDIの絵文字のデザインはおもしろいなあ。「KDDI/0xF3D4:白人」なんかみると、人を見下したような、とても微妙な表情がきちんと表現されている。まあ、「白人」という恐ろしくカテゴライズされた語感に忠実にあろうとしただけなのですが、ソフトバン
アドビでは 2008年12月に発売を開始した Adobe CS4 Web Premium のプロモーションとして、2月下旬に東京・大阪・福岡の3ヵ所で「最高傑作へのショートカット」と題した無料セミナーを開催しました。各会場ともたいへん盛況のうちに幕を閉じましたが、今回 Edge では、当日のセミナー内容をイベントレポートとしてお届けします。ご参加頂けなかった皆さんに、少しでも当日の模様をお届けできればと思います。 なお、今回のセミナーで使用したデモ素材は、特設サイト「Adobe CS4 わたしたちが届けたいコト」にて提供させて頂いています。こちらは、株式会社ピクルス様、株式会社クスール様をアドバイザーにお招きし、Adobe CS4 Web Premium を利用するメリットを実際の制作現場の視点でピックアップして頂いたものです。セミナーにご参加頂けなかった皆さんも、どうぞ本レポートとあわ
ハーモニー (ハヤカワSFシリーズ Jコレクション) 作者:計劃, 伊藤早川書房Amazon結果として遺作となってしまった素晴らしい長編「ハーモニー」が発表された頃、ウェブ上の感想で、伊藤氏が闘病生活を送っていることに触れる人も多かった。ただ、あくまで私が読んだ範囲でだが、そっち方面に向けて突っ込んだ感想や書評はあまり見掛けなかった気がする。 私自身も確か触れなかったと思う。なぜ触れなかったかというと、この作品を作者の人生と結び付けて語るにはまだ早いような、それにふさわしいのは読者にとって(そして願わくば著者にとっても)、発表当時のことを過去として振り返ることができるくらいの時間がたってからであるような、そんな思いがあったからだ。 こんなに早く過去になるとは思わなかった。 「ハーモニー」と著者の人生を結びつけて語るのは、その作品が鮮烈であるが故に、あまりに容易だ。 「ハーモニー」は人間性の
著者:ケヴィン・ケリー ( Kevin Kelly ) 訳 :堺屋七左衛門 この文章は Kevin Kelly による "Ethnic Technology" の日本語訳である。 技術の民族性 Ethnic Technology 何かの技術が発明されて、それがどうして世界中のあらゆる所に広まらないのか不思議である。たとえば、農具の犂(すき)、腰帯機(こしおびばた=織機)、建築の飛び梁、その他何千もの古代の発明は、完成した後、なぜ世界中に普及しなかったのだろう?もしそれが本当に優れたものならば、その便益が情報と同じ速度で他の文化へ波及していかないのはなぜか?価値のある発明であれば、百年か二百年もたつうちに、山や谷を越えて伝わっていくはずだ。考古学上の遺物によれば、交易は着実に移動しているのに、技術革新はそうでないことがわかる。同じような資源、地理、気候、文化の場所であったとしても、技術の分
「Outlook Express」(以下、OE)にスパムメール対策機能を追加するソフト「SpamBully 3 for Outlook Express」v3.0.0.18が公開された。Windows 98/Me/2000/XP/Server 2003に対応する試用期間が14日間のシェアウェアで、価格は29.95米ドル。現在作者のホームページからダウンロードできる。なお作者のホームページでは、「MS Outlook」v2000/2002/XP/2003用の「SpamBully 3 for Outlook」も公開されている。 「SpamBully 3 for Outlook Express」は、統計的な手法を使ってメールを“スパム”かどうか判定できるOE専用スパムメール対策ソフト。海外製ソフトだが、日本語スパムメールの判定も可能。OEのツールバーとして動作する。本ソフト導入後にメールを受信する
次々に届く迷惑メール。メッセージルールや「送信者を禁止する」なんかではキリがありません。最近のspamメール業者の手口は詐欺レベルです。メールアドレスを変えたり高機能なメールソフトに乗り換えたりすることなく、いつも使っているOutlook Expressに迷惑メール対策機能を手軽に追加するフリーソフト「SPAMfighter」を紹介します。 <%image(freesoft/20060225-spamfighter01.gif|507|242|)%> SPAMfighter。スパムファイターと読みます。Outlook ExpressおよびOutlookの機能の一部として動作し、ツールバーなどが追加されます。個人が利用する用途に限り無料で利用できるフリーソフト。この種のソフトによくある「pop3・受信サーバ設定を127.0.0.1に変更」といった手間もなく、インストールするだけですぐに使える
OE Ruleは、ホームユーザ(自宅で趣味や娯楽など商用以外の目的に利用されている方)に対し無償で提供するフリーウェアです。商用ユーザ(商用目的に利用されている方、企業・学校などの団体の方)は、こちらを参照してください。 1-1 OE Ruleとは OE Ruleは、Microsoft Outlook Express 専用の迷惑メール対策支援ソフトウェアです。 Outlook Expressは、受信したメールを条件設定に基づいて自動的に仕分けする"メッセージルール"という機能があります。残念ながらこの機能は、迷惑メール対策には不十分でルール設定が手間です。OE Ruleは、このメッセージルールをドラッグドロップなどの簡単操作で設定できる機能を提供し、迷惑メール対策に役立ててもらおうというソフトウェアです。 必要なメールを選択的に受信トレイや指定したフォルダに仕分けするルール(セーフリスト)
カラーマネージメント 中上級者向け フォトプリンタの購入を検討中で、プリンタの品質向上を目指したい方。 - モニター、プロジェクターのキャリブレーションが可能 撮影した写真データを正しく見るための色温度「D65」をサポート RGB,CMYKプリンタプロファイルの作成が可能 カメラプロファイルの作成が可能 - ColorPickerにて、プリントされた色を測色可能 カメラプロファイルの作成が可能 - ColorPickerにて、プリントされた色を測色可能
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く