博物図譜とデジタルアーカイブV このたび、武蔵野美術大学 美術館・図書館では本学造形研究センターとの共催による展覧会「博物図譜とデジタルアーカイブV」を開催いたします。 当館と本学造形研究センターは、平成20年度に文部科学省より「文部科学省私立大学戦略的研究基盤形成支援事業」の選定を受けて以降、荒俣宏氏旧蔵の博物図譜資料のデジタル化を行うと同時に、タッチパネル検索システムの開発・設計に取り組んできました。これまで開催した過去4回にわたる展覧会「博物図譜とデジタルアーカイブ」においては、当時の版画技法や描写された図版を46インチタッチパネル上で500%まで拡大し肉眼で見ることができるようになりました。このデジタル化された博物図譜の高精細な図版の拡大機能は本学学生・研究者はもとより学外の専門家に至るまで大きな関心が寄せられました。 さらに本展では、デジタルアーカイブによる幅広い教育、研究への活