タグ

ブックマーク / ogwata.hatenadiary.org (85)

  • 「シンポジウム電子書籍の組版を考える」の発表内容が公開 - もじのなまえ

    昨年8月に開催された文字の学校主催「シンポジウム 電子書籍の組版を考える」での発表全文が公開されています。 電子書籍の御利益というと、真っ先に浮かぶのがリフロー表示ですが、リフローしても見やすい画面表示(組版)を確保するには、まずそのための組版ルールが必要の筈です。来はこれほど衆知を集めるべきテーマはないと思うのですが、残念なことにこれを正面から取り上げたのは、この半年も前に開かれた上記のシンポジウムが希少例というのが現実です。 その貴重なシンポジウムの内容が、ようやく公開されました。 シンポジウム電子書籍の組版を考える じつは、このシンポジウムのレポート原稿をずっと書いているのですが、なかなか完成できずにいます。上記のページは、その原稿用に作成した音声起こしが元になっています(もちろん、発表者の皆さんがチェックを入れているので、そのままではありません)。 ここで示されている考察は、リフ

    「シンポジウム電子書籍の組版を考える」の発表内容が公開 - もじのなまえ
  • 電子雑誌『論集文字』第1号を販売開始します - もじのなまえ

    以前のエントリでメタデータの入力について苦心談をエントリにまとめましたが、そのが販売開始されました。 電子雑誌『論集文字』第1号を販売開始します 書の収益の一部(販売価格の40%前後を検討中)を東日大震災への義援金として寄附します。寄付先や実際の金額等は追って上記ページにて報告する予定です。ぜひお買い求めください。

    電子雑誌『論集文字』第1号を販売開始します - もじのなまえ
    FeZn
    FeZn 2011/05/11
  • その後届いたマンガのコマ - もじのなまえ

    昨日募集したマンガのコマですが、その後届いたものをご紹介。 まず改めて募集している絵文字を確認しておきましょう。2つ募集しましたが、届いたものはいずれも「勝ち誇り」でしたので、そちらだけ示します。 左はわれわれが作った修正グリフ、右が大元のソースであるauのグリフです。修正グリフで吹き出している鼻息が上向きになってしまったのは、制作上の都合から顔の輪郭線内に収め、かつ口との干渉を避ける必要があったからです。その結果ちょっと似ていない。まあ、これはデザイン差として、他の修正グリフと合わせるため包摂したのですね。ソースは顔が上向きなのも特徴ですが、同じくデザイン差と考えて無視しています。ともあれ、大元はこういう特徴を持った字であることということです。 さて、その上で応募してくれたコマの紹介。まずは昨日につづいて西岡裕二さん。 『今日の早川さん2』COCO「着飾った捕家たち」早川書房、2008

    その後届いたマンガのコマ - もじのなまえ
    FeZn
    FeZn 2010/02/09
  • 2010-02-07

    ただ今、ISO/IEC 10646の追補草案として審議中のFPDAM8への修正提案を作成中です。以前このグログでもご報告したように、去年10月に開かれた東京会議でも修正提案を提出したのですが、そこで直しきれなかったものを、再度修正するよう促すものです。 続きを読む 一夜あけて、さっそく届きました、マンガのコマ。 続きを読む

    2010-02-07
    FeZn
    FeZn 2010/02/08
     小形さんが漫画表現の例示のコマを募集中!
  • ぼくの大好きな符号化文字 - もじのなまえ

    ときどき私的な席で「どんな仕事をしてるんです?」と聞かれます。「フリーライターです」と答えるとたいていは納得してくれますが、なかには「で、どんなものを書いてるんです?」と突っ込んでくる人もおられる。 すると、はたと考え込んでしまいます。もちろん自分がどんなことを書いているかは分かっている。同時に、それがすごく面白いと思っているから原稿に書いているわけです。でも、その面白さを専門外の人にも分かりやすく説明するって、案外むずかしいものです。もっとも、それをすることは自分の足下を見つめ直すことになるのかもしれません。 1989年の印刷文字 ぼくの専門は符号化文字です。文字コードとかフォントとか、符号化文字に関わる全般。このブログでこのところ集中的に取り上げている常用漢字表の改定も、そうした視点から見ています。では、その符号化文字とはなにか? もう20年以上も前、1989年だったと思います。手塚治

    ぼくの大好きな符号化文字 - もじのなまえ
  • もろもろ活動報告 - もじのなまえ

    このところご無沙汰でしたが、ブログを書かないうちにたまったご報告をしておきます。 INTERNET Watchで原稿を掲載 この2週間ばかり書いていた原稿が掲載されました。3回連載の第1回です。 「改定常用漢字表」では、「」などの「打つ漢字」も追加へ(“情報化時代”に追いつけるか? 審議が進む「新常用漢字表(仮)」) 上記が第1回で、明日木曜日の第2回は文字コードの問題、そして金曜日掲載の第3回は舞台裏も紹介しつつ第2次試案の詳細について説明します。 当はこの連載、2回で終わるつもりだったんですが、安岡さんが書いた記事『新常用漢字表が迫るUnicode移行、「シフトJIS」では対応不可能』を読むうちに、文字コードの部分がどんどん膨れ、仕方ないので第2回として独立させることになりました。先行者として安岡さんにはお礼を言わなければなりません。 今回の連載では、なるべく大づかみに改定常用漢字

    もろもろ活動報告 - もじのなまえ
  • 改定常用漢字表試案への意見 - もじのなまえ

    以下は昨日締め切られたパブリックコメントへの応募原稿です。 はてな記法に従い整形したのと、送信後に発見した明白な間違いである文末の中線部以外は送信したそのものです。項目だけを以下に抜き出します。 〔総合〕漢字表の名称を『公共漢字表』にせよ 〔字体〕「頬、填、剥、叱」は携帯電話で文字化けを起こす 〔字種〕「諜」の削除に疑問あり 〔字種〕「楷」の収録を支持するが、「錮」は削除せよ 〔総合〕読み書き能力調査をしていない件 〔総合〕〈手書き自体が大切な文化である〉の妥当性について 〔総合〕「表の見方」の混乱について [総合]「*」の文字は「1 明朝体のデザインについて」が適用可能なのか? 〔総合〕引用符として< >を使ってはいけない 最後の3項目は、はじめて公開しますが、その他は公開ずみ。ただし最終的に様々に手を入れてあります。 なお、試案は以下から入手可能です。 『「改定常用漢字表」に関する試案

    改定常用漢字表試案への意見 - もじのなまえ
  • パブリックコメントへの応募(書きかけ)先行公開版 - もじのなまえ

    以下は、パブコメへの応募用に書いたものです。まだ3分の2くらい。残りも順次公開していきます。もしも誤りがあったらご指摘ください。 改定常用漢字表試案への意見 漢字表の名称について 『国語分科会漢字小委員会における審議について』(2008年国語分科会了承)では、「今後更に検討すべき課題等」のひとつとして、「「常用漢字表の定義」及び「新漢字表の名称」の問題」を挙げ、以下のように述べている。 また、常用漢字という名称でありながら「常用性(≒出現頻度)」以外の要素で選定されている漢字が入っている一方、「常用性」が認められながらも選定されていない漢字がある。この点は現行の「常用漢字」の性格をあいまいにしているところである(後略)(p.7) この一文は真正面から質的な問いを投げかけたもので好感が持てたが、結局あたらしい名称には生かされなかったことを、いかにも残念に思っている。『改定常用漢字表』という

    パブリックコメントへの応募(書きかけ)先行公開版 - もじのなまえ
  • 絵文字の修正提案をめぐる、ひとまずの総括 - もじのなまえ

    ここ数回、ISO/IEC 10646の追補8(Amd8)として審議中だった絵文字に対し、ぼくもふくめた5人が提出した修正案(N3711)にについてご報告してきました。 正確にはまだ最終決着とは言えない段階なのですが、ひとまずここまでの総括をしたいと思います。 WG2東京会議の審議結果について われわれの文書については、絵文字を一括して審議した分科会「Emoji Ad-Hoc meeting」で取り上げられ、その結果は「Emoji Ad-Hoc Meeting Report」の第17条(p.4)に明記されました。 17. In reference to documents N3711, N3713: The Ad-hoc agreed on a basic goal that names and glyphs for Emoji symbols in the UCS should refle

    絵文字の修正提案をめぐる、ひとまずの総括 - もじのなまえ
    FeZn
    FeZn 2009/11/12
  • 第42回国語分科会が「改定常用漢字表」を承認 - もじのなまえ

    日、午前10時より文科省庁舎にて第42回国語分科会が開催、ここで正式に「改定常用漢字表」が承認されました。これをうけて文化庁は2回目のパブリックコメントを今月中に開始することを発表しました。 パブリックコメントは、1ヵ月間受け付けられ、そこで寄せられたコメントは、来年1月15日に開催される漢字小委員会で審議されます。試案はそこでの修正をへたのち、春に最終答申となり、秋に正式に告示される予定です。 当日配布された資料は、小熊さんのページから入手可能です。ここにはパブリックコメントの対象になる「「改定常用漢字表」に関する試案(案)」もふくまれています。 その内容自体は、以前のエントリで報告した通り、10月23日開催の漢字小委員会での決定を、試案として1冊にまとめた内容、つまり現行の常用漢字表1.945字から5字を削除、196字を追加するものです。したがって、詳細はこのエントリをご参照ください

    第42回国語分科会が「改定常用漢字表」を承認 - もじのなまえ
  • 「PDAM8におけるEmoticonに対する修正提案」対訳版 - もじのなまえ

    10月22日のエントリ「自分の持ち場を守ること」に、たくさんのブックマーク、はてなスターをありがとうございました。とても勇気づけられました。明日から東京会議が始まるわけですが、おそらく日程の前半でEmoji Ad hoc meeting(絵文字分科会)が開催され、そこで提案趣旨を述べることになろうかと思います。 そこで、説明のためのアンチョコとして作成した提案書の対訳版を公開します。 ここに掲載するのは、第1節「Preface(前文)」と第2節「Details of the Proposal(提案の詳細)」だけです。第3節は表ですので、これは原文をご参照ください。また、第2節を読むに当たっても、原文第3節の表を参照しながらの方が分かりやすいと思います。 - 1. Preface(前文) 1.1 Reason of This Proposal(提案する理由) We welcome the p

    「PDAM8におけるEmoticonに対する修正提案」対訳版 - もじのなまえ
  • 自分の持ち場を守ること - もじのなまえ

    どうもご無沙汰をしております。前回エントリから1ヵ月以上ですか。この間、「もじもじカフェ」があったり(たくさんの方に足を運んでいただき、ありがとうございました)、明日にはいよいよ漢字小委員会で最終答申案が発表される予定だったりと、けっして書くネタに困るような状況ではなかったのですが、ここ1ヵ月はブログどころではなかったのが実情でした。 では、なにをやっていたかというと、仲間とともに以下のような文書を作っておりました。 A Proposal to Revise a Part of Emoticons in PDAM 8[「PDAM8におけるEmoticonに対する修正提案」PDF/1.1MB] ISO/IEC 10646を審議するWG2委員会への寄書。絵文字についてです。 昨年11月にGoogle絵文字をUnicodeに収録する計画を発表しました。これは順調にすすみ、今年2月にUnicod

    自分の持ち場を守ること - もじのなまえ
  • 6つの質問で読み解く『新常用漢字表(仮称)』 - もじのなまえ

    数研出版で出している『つれづれ』に5ページほど寄稿をしました。これは教材会社である版元の営業ツールとして、高校の国語科の先生方に配布するA5判の小冊子です。ご存知のように国語教育については、今回の常用漢字表改定により大きな影響が及ぶはずです。その真っ直中にいる国語教師が主な読者層ということで、大変やり甲斐のある仕事でした。 内容としては、以下のような質問をたて、それに回答する形で新常用漢字表について解説するというものです。自分の主張は脇におき、なるべく客観的な記述を心がけたつもり。 「新常用漢字表」ってなに? いつ制定されるの? なんで改定されるの? 「試案」の基的な考え方とは? どういうふうに変わるの? 「字体の不統一」って? 字種・字体・字形 なぜ不統一になったのか その理由はなにか 手書き文字と印刷文字 字体の許容 字体不統一でよい理由 また、以下のような図や表を掲載しています。

    6つの質問で読み解く『新常用漢字表(仮称)』 - もじのなまえ
  • 絵文字原稿の第5回が公開中 - もじのなまえ

    今朝から公開されています。 絵文字が開いてしまった「パンドラの箱」第5回--絵文字と日マンガの親密な関係 夕方5時の時点でソーシャル・ブックマークが93ですか。このお盆休みで、世の中はエントロピーを下げる一方であることを考えれば、まあ健闘している方ではないでしょうか。しかし当にみんなに読んでもらえるのかな。 ところで編集部には送ったのですが、まだ反映されていない様子なのでここで告知します。 - ◎お詫びと訂正(8月12日) 5ページの図10のうち、アイルランド・ドイツ提案1F619の絵文字が間違ったものを掲載していました。これを修正するとともに、5ページの文を以下のように変更します。お詫びして訂正します。 ・訂正前 1F619は目と口の形が違う ・訂正後 1F619は目の色が違う

    絵文字原稿の第5回が公開中 - もじのなまえ
  • 『活字印刷の文化史』について - もじのなまえ

    このが出たのはゴールデン・ウィークの頃ですから、もう3ヵ月を過ぎますか。来であれば共著者の一人として、書を紹介し、広く勧めるべきところでした。 活字印刷の文化史 作者: 張秀民,大内田貞郎,豊島正之,鈴木広光,小宮山博史,宮坂弥代生,佐賀一郎,劉賢国,孫明遠,内田明,小形克宏,府川充男出版社/メーカー: 勉誠出版発売日: 2009/05/04メディア: 大型 クリック: 42回この商品を含むブログ (13件) を見る 書の全般的な紹介は、先日公開された、編者の小宮山博史さんの文章があります。 漢字・仮名活字の世界史的位置づけ―『活字印刷の文化史』 こうして読むと、あらためてこのの凄味といったものが分かり、またそのようなに場違いな原稿を書いてしまったのではという自責の念にとらわれます。 書収録の原稿は、昨年INTERNET Watchで連載した“情報化時代”に追いつけるか? 

    『活字印刷の文化史』について - もじのなまえ
    FeZn
    FeZn 2009/09/08
  • 第3回ワークショップ:文字での配布資料を公開 - もじのなまえ

    先日、京都の花園大学で開催された第3回ワークショップ:文字―新常用漢字表を問う Part 2での配布資料を公開します。 漢字小委員会における審議の実際 ―字体をめぐる対立を題材として― (zip 6.4MB) zipファイルの中には2つのPDFファイルが同梱されています。 漢字小委員会における審議の実際.pdf 字体をめぐる各委員の意見の変遷.pdf 前者は画面資料です。それから、この発表では第27回〜30回の漢字小委員会における各委員の字体についての発言を、強い反対、弱い賛成/弱い反対、発言/言及なし、強い賛成の4段階(他に「原案作成者」を合わせれば5種類)で分類しているわけですが、その判定の根拠とした発言を収録したのが後者のファイルです。 この「字体をめぐる各委員の意見の変遷.pdf」はそのまま字体をめぐる主な発言集(ただし、漢字ワーキンググループを除く)となっています。詳細なやりとり

    第3回ワークショップ:文字での配布資料を公開 - もじのなまえ
  • 日本新聞協会が《「『新常用漢字表(仮称)』に関する試案」への意見》を提出 - もじのなまえ

    小熊さんからお知らせいただきました。折りからパブリックレビューが募集されている「新常用漢字表(仮)」ですが、3月24日に日新聞協会が意見書を公開しています。 「『新常用漢字表(仮称)』に関する試案」への意見(PDF / 159KB) 内容としては一部の字種の入れ替えと、音訓の追加、そして略字体の掲出をもとめています。とくに掲出字体については、印刷標準字体がすでに定まっていることを勘案し、〈「表では常用漢字表内の整合性を保つため、追加字種についても簡易慣用字体、部首許容の字体を掲げたが、これは印刷標準字体に従って改定されたJIS(X0213)の字体の変更を求めるものではない。印刷標準字体としての字体の基準は変わらない」と付記〉することを提案しています。 まずは一報まで。

    日本新聞協会が《「『新常用漢字表(仮称)』に関する試案」への意見》を提出 - もじのなまえ
  • 絵文字原稿の第3回が公開 - もじのなまえ

    世間はすっかり新常用漢字表のパブリックレビューですが、絵文字原稿の3回目が公開されました。 絵文字が開いてしまった「パンドラの箱」第3回――Unicode提案の限界とメリット 文字コードに興味のある人って、たいてい文字派とコード派に分かれるんですが、今度の原稿はコード派の方にお勧めですかね。めくるめく絵文字変換サービスの世界を味わうことができます。なんったって1文字が9文字と対応するようなケースがあるんですから。いや当、携帯電話のエンジニアの方々って尊敬しちゃうますよ。これをきちんと破綻のないよう実装しているなんて普通では考えられない。 しかしKDDIの絵文字のデザインはおもしろいなあ。「KDDI/0xF3D4:白人」なんかみると、人を見下したような、とても微妙な表情がきちんと表現されている。まあ、「白人」という恐ろしくカテゴライズされた語感に忠実にあろうとしただけなのですが、ソフトバン

    絵文字原稿の第3回が公開 - もじのなまえ
  • 「解釈による運用」から「漢字表による運用」へ - もじのなまえ

    先日のワークショップの発表ですが、発表者にとってありがたかったのは「規範」というテーマを与えられたことでした。発表以前から機会があればまとめたいと思っていたテーマを、もう一度規範という概括的な視点から見直すことになったからです。その結果、大日印刷や朝日新聞での略字体使用を、国語施策からどのように位置付けられるのかを考えさせられることになりました。 両者が略字体を使用しはじめた頃の国語施策は当用漢字表/当用漢字字体表です。これがもたらした影響については、さっそく當山日出夫さんがまとめてくださっています。 文字の理念と規範と規格(1)〈やまもも書斎記〉 要は、漢字使用を1,850字の範囲に制限した当用漢字表、及びその字体をさだめた当用漢字字体表の目的は、国民の負担を軽減するところにあった。これは紛れもなく「理念」です。しかし残念ながら大きな「穴」があった。固有名詞については「別に考えることに

    「解釈による運用」から「漢字表による運用」へ - もじのなまえ
    FeZn
    FeZn 2009/02/16
    >"なぜ批判を招いたのかといえば、まさにそれは「解釈による運用」だったからです。解釈は主観によらざるを得ず、何らかの権威に裏打ちされない限りは解釈の正当性を主張しつづけられない。"
  • 「第2回ワークショップ: 文字 ―文字の規範―」の演題を変更します - もじのなまえ

    今度の土曜日にせまった「ワークショップ:文字」ですが、以下のようなものに演題を変更しようと思います。 大日印刷における表外漢字の変遷 日を代表する印刷会社の一つ、大日印刷は1950〜60年代にかけて多くの表外漢字に略字体を使用していた。その発生は何によるものなのか、またいわゆる康煕字典体への転換はなぜおきたのか、そして1990年前後に到来した情報化時代の混乱とは何か。同社から提供をうけた社内資料から考えてみたい。 当初考えていたものは「表外漢字における略字体の普及と衰退」というものでしたが、今回は大日印刷に絞って表外字の歴史をたどってみようと思います。上では書ききれませんでしたが、同社からご提供いただいた資料だけでなく、石山茂利夫『国語辞書 誰も知らない出生の秘密』に掲載されている国語辞書への拡張新字体混入調査を援用し、国語施策の歴史のなかに跡付けてみたいと考えております。 国語辞

    「第2回ワークショップ: 文字 ―文字の規範―」の演題を変更します - もじのなまえ
    FeZn
    FeZn 2009/02/06