最強の肉食恐竜とされる、ティラノサウルスについて、最新の研究成果を踏まえて紹介する特別展が、来週からアメリカ・ニューヨークで始まるのを前に、メディアに公開されました。 これを前に5日、メディアに展示内容が公開されました。 ティラノサウルスは、最近では羽毛が生えていたという説が有力になっていて、特別展でも羽毛で覆われた子どもや頭から背中にかけて、羽毛がある全長12メートルほどの成長した実物大の模型が展示されています。 また、CTスキャンなどを使った頭蓋骨の化石の分析から、ティラノサウルスには広い範囲を見渡せる視力や、優れた嗅覚があったことなども分かってきていて、こうした分析のもととなった化石なども展示されています。 さらに、壁一面を覆うスクリーンには、およそ6600万年前の白亜紀末期の森がアニメーションで映し出され、人の動きに合わせてティラノサウルスが威嚇するように動き出し、当時の様子を疑似