マスタでバイナリログの書き込みに失敗した場合、手動でスレーブを切り離しマスタスレーブ間の整合性をとる必要があったが、MySQL 5.6.20で登場したbinlog\_error\_action変数の設定によって、バイナリログ書き込みと同時にサーバを停止できるようになった。この機能についての概要と、挙動について解説する。 免責事項 この記事はMySQL Server Blogの投稿をユーザが翻訳したものであり、Oracle公式の文書ではありません。 この記事では新しくMySQLサーバのオプションになったbinlog_error_actionについて説明しようと思う。このオプションは、MySQL 5.6.22以降で使用可能だ。 背景 MySQLのレプリケーション機能の一部として、マスタ上で実行されたデータの変更は全てバイナリログに記録され、それをスレーブに送る事でスレーブで処理が再生される。m