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ブックマーク / chikyuza.net (1)

  • 社会福祉の「申請主義」について――社会福祉の利用者になって考えたこと - ちきゅう座

    <栗木黛子(くりきたいこ):元田園調布学園大学教授> (1)はじめに 私が社会福祉にかかわるようになって50 年余りになる。50 年前、大学の社会福祉学科に入学した頃、社会福祉は今ほど人々の暮らしに身近なものではなく、周囲の人から「社会福祉とは何ですか、何を勉強するのですか。」と珍しがられて質問されたことが忘れられない。今では社会福祉は暮らしの一部になり、社会福祉の関連法令は数十に及び、選挙ともなるとどの候補者も社会福祉や社会保障を公約に掲げる時代になった。とはいえ社会保障社会福祉が充分かというとそうではなく、周知のように年金や医療をはじめ児童虐待や所在不明高齢者など問題山積である。 これまでの50 年間、私は研究者としてつまり仕事として社会福祉とかかわってきた。このところ私自身高齢期を迎え、年金や医療保険の利用のほか障害者福祉も利用するなど、社会福祉の利用者としてもかかわることが多くなっ

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