クロスカントリースキー合宿最終日には、瞬発力のトレーニングを行なった石川。100mダッシュ6本と3kmのタイムトライアルなどをこなし、合宿中「一番きつかった」と語った 隆々とした選手がそろうセリエAのピッチで弾丸のように駆け上がっていく長友佑都。 抜けるような青空の下で気持ちよさそうにドライバーを振り抜く石川遼。 どちらのアスリートの肉体が強そうに見えるかと聞かれたら、多くの人が長友と答えるだろう。そして、それは「強度」という面だけを見れば決して間違いではないかもしれない。 しかし、先日スポーツ誌に携わる友人からこんな言葉を聞いた。 「企画でアスリートの体幹トレーニングを色々試したんだけど、遼くんのメニューが一番きつかった。長友の体幹本が人気だけど、あのメニューを普段からやってるなら遼くんの体幹のほうが強いんじゃないかな」 猫も杓子も口を開けば「体幹」と言い出す体幹ブームの昨今。一見、細身