けさの日経新聞のインタビューで、民主党の藤井税調会長は、今国会の焦点になっている道路特定財源の一般財源化について「自動車重量税と自動車取得税はゼロにする。揮発油税については一般財源化するかどうか議論したい」と妙に腰の引けた回答をしている。道路財源は、安倍内閣で一般財源化の方向が出されたが、「道路族」議員が反対して宙に浮いている。福田首相も「慎重に検討する」と言っているから、これで一般財源化はつぶれたようなものだろう。 道路特定財源(特に揮発油税)が必要もない道路へのバラマキの元凶であることは、いうまでもない。不思議なのは、バラマキを批判している民主党が、一般財源化に否定的であることだ。おかしいな・・・と思って「自動車総連 道路特定財源」で検索してみたら、こんな記事が出てきた。要するに、一般財源化には、労組も反対だから民主党も(本音では)反対なのだ。 ちょうどゲアリー・ベッカーが昨日のブ