建設中の「ふれあい館」全焼 仙台・少年自然の家代替施設 炎上する建設中の泉岳自然ふれあい館の建物=6日午前0時45分ごろ、仙台市泉区福岡岳山 5日午後11時40分ごろ、仙台市泉区福岡岳山で市が建設中の生涯学習支援施設「泉岳自然ふれあい館」の工事現場から出火、木造2階の建物が全焼した。泉署が焼失面積や出火原因を調べている。 市によると、全焼したのはふれあい館の施設6棟のうち最大のA棟。建物面積は約2840平方メートルで事務室や食堂、多目的ホールを備え、6月に完工する予定だった。 ふれあい館は老朽化した「泉岳少年自然の家」に代わる施設として、市が自然の家の数百メートル東側に整備を進め、ことし9月のオープンを目指していた。事業費は約40億円。320人収容の宿泊施設やキャンプ場などを整備する計画で、既に指定管理者も選定している。 市生涯学習課は「非常に残念。最大の建物が火災に遭い、計画に遅れ