「日本の社会人がもっと学べるインフラを」――森健志郎さん(25)は昨年12月、Webに「社会人の学校」を作った。さまざまな人の授業を無料でライブ配信するサービス「schoo(スクー) WEB-campus」。入学試験に年齢制限、卒業はなし。“ずっと学び続けられる”がコンセプトのプラットフォームだ。 これまでに登場した講師は、paperboy&co.創業者で起業家の家入一真さん、ロケットスタートの古川健介社長といったWeb界隈の著名人たち。「ビジネスクリエイティブ学部」と銘打ち、授業では「ビジネスアイデアとは何か」「応援されるアイデアとは何か」といった答えのない1つのテーマを取り上げてきた。 スキルアップだけが目的のeラーニングとは違い、schooは学校そのものをWebに再現する試みという。「学校って教えてもらう場所だと思って登校したことあります?」と森さん。確かに授業そのものより友達に会う