2010年前後からの10年間、アウディは大きな成長期にあった。その伸びを支えていたのが、大中小が用意されたSUV。ドライブトレインの幅も広く、プレミアムブランドとしての品質も備えていた。 特に主役級の活躍を示したのが、2008年に導入されたQ5。今ではアウディの売上ランキングで、トップ3の常連モデルになっている。2020年の厳しい状況下でも、全世界へ13万台以上をメキシコの工場から送り出した。 アウディQ5スポーツバック 40 TDI クワトロ Sトロニック(欧州仕様) 現行のアウディQ5は2代目で、フェイスリフトに合わせてシャープなシルエットのスポーツバックが追加された。クーペ風SUVは英国市場でも人気の一途。従来的なクーペではなく、実用性も得られるスタイル重視のSUVへ強い支持が集まっている。 アウディも、Q3スポーツバックやQ8、純EVのeトロン・スポーツバックなどをラインナップする