第8話はハチ公を題材とした第6話と同じく金杉弘子脚本。いつものようにダジャレでしかない「真歴史」を展開するだけかに見せて、シートンのいたニューヨークでドーナツが警官に消費されていたという真面目な豆知識を展開。さらに第5話のような競争劇へと移行する。 やはり「教科書の歴史」と「真歴史」を対立させるだけでは、歴史モチーフがダジャレのきっかけでしかなく、ギャグとしても薄すぎる。恐竜時代にとりのこされてからがギャグのメインだった第4話もそうだが、バカバカしい「真歴史」は早々と見せて、そこからさらに新しいギャグを展開していって、初めて素直に楽しめる。 これまでで楽しめなかった回をふりかえると、スピーディなのは導入だけだった第1話*1、第1話よりもライトだった第2話、タツノコネタを半端に引いた第6話、思いつきをならべただけのような第7話と、第6話をのぞいて加藤陽一脚本だ。 しかも第7話は、教科書の教え