NZ総選挙、与党圧勝 単独過半数、アーダーン首相のコロナ対応支持 2020年10月17日23時10分 17日、ニュージーランド北部オークランドで、総選挙の勝利を祝うアーダーン首相(右)とパートナーのクラーク・ゲイフォードさん(EPA時事) 【シドニー時事】ニュージーランド(NZ)総選挙(一院制、基本定数120)は17日、投開票され、アーダーン首相(40)率いる最大与党・労働党が大きく議席を上積みし、圧勝した。新型コロナウイルスの感染拡大を抑え込んだ首相の指導力が支持された。労働党は単独過半数を獲得し、首相の続投は確実となった。 アーダーン氏は支持者らを前に「労働党に50年ぶりの大きな支持」が与えられたと勝利を宣言。2期目では「コロナ不況」からの景気回復などに取り組む方針を表明した。最大の貿易相手国である中国との関係なども今後の課題となる。 選管によると、開票率100%の暫定結果で各党の獲得