ソ連崩壊後、ロシアの協力をえた米国は特殊部隊をつかってカザフスタンの独裁者を逮捕する。そしてモスクワのパーティーにまねかれた米国大統領は、原稿を無視してテロとの徹底的な戦いを宣言する。 しかし大統領搭乗機すなわちエアフォース・ワンの専用機で帰国する途中で、ひとりのシークレットサービスが裏切り、取材クルーに偽装していたテロリストがハイジャックをはじめた…… 『ダイ・ハード』の舞台を旅客機におきかえたような1997年の米国映画。ドイツ出身のウォルフガング・ペーターゼンが監督をつとめ、単身で反撃する大統領をハリソン・フォードが演じた。 エアフォース・ワン [Blu-ray] ハリソン・フォードAmazon 現在に見ると、びっくりするほど反共産主義*1と好戦主義に満ちた作品。 2001年の911まではテロが美化されていたというクリシェがあるが、その数年前の映画の時点で米国はテロに数十年屈してこなか