2004年10月04日 目の前にゴリラ [医学・科学関連] 2004年度イグ・ノーベル心理学賞受賞論文。この論文は"inattentional blindness"「非注意性盲目(PC的観点からも、あまりさえた訳語とはいえませんな)」という認知上のピットフォールについて検討したもので、要は「注意が向いていないと目の前にあるものも見えない」という、大概の人が経験していることを確かめるという実験研究であるのだが、その実験設定がなかなかハジケていることから受賞に至ったのであろう。(元論文全文。PDF) 著者たちは、70年中ごろから行われてきた非注意性盲目についての先行研究レビューから論をおこしているのだが、ビデオ画像内のゲームを観察させながら、予期しない要素を被験者が正しく発見するかどうかという実験設定が中心のそれらの研究は、正直いって辛気くさいばっかで、そんなもの気がつこうがつくまいがどっち
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