「180度」がリアルのコミュニケーションを変える ── 山脇さんはiPadの何がスゴいと思いますか? 山脇 何が素晴らしいかっていったら、iPadってコミュニケーションツールなんですよね。 ── ウェブや電子書籍、動画を見るためのビューアーではなく、コミュニケーションツールということですか? 山脇 ビューアーも含めてなんです。キーワードで言えば、「180度のコミュニケーション」ってことですね。パソコンって、基本的には90度の角度で画面が立ってますよね。ところが、iPadは画面をテーブルに置いて180度の姿勢で使える。しかもマウスじゃなくて、オブジェクトをそのまま指で操作できるという。 同じことはiPhoneでもできましたが、iPhoneの画面サイズでは、1対1でも結構つらいものがありますよね。でもiPadなら3人で画面を囲みながら「へー」って話ができるんです。iPadの液晶画面は視野角も広