1974年に誕生し、80年代、90年代を駆け抜けたスポーツサイクル「ロードマン」。ロードバイクの象徴であるドロップハンドルや、革新的なカスタマイズシステムに、多くの若者が夢中になった。その設計思想は今も脈々と受け継がれている。 1998年、ブリヂストンサイクルはスポーツサイクルのブランド「ANCHOR」(アンカー)を発表した。同時に、1964年に創部された自転車競技チームを、ブリヂストン・アンカーへと改称・改組を実施している。その背景には、「より本格的なスポーツサイクルを開発し、お客様に届けたいという強い思いがありました」と、同社の出井光一氏は振り返る。 2017年に発売された、アンカーのロングライドモデル「RL9」。最新のフレーム開発技術により、長距離を走る心地よさを体験できる。バイクを持つのは、今回の取材に応じてくれたブリヂストンサイクルの出井光一氏 「弊社は長年スポーツサイクルの開発
ブリヂストンとブリヂストンサイクルが、タイヤの空気充填を不要とする技術「エアフリーコンセプト」の実用化に向けた取り組みのひとつとして、パンクの心配がない自転車向け次世代タイヤを開発した。今後、市場性評価などを進め、2019年の実用化を目指す。 エアフリーコンセプトは、タイヤ側面の特殊形状スポークにより荷重を支えることで、タイヤへの空気充填を不要とする技術。また、材料にリサイクル可能な樹脂やゴムを使用することで、資源の効率的な活用にもつながる。 さらに、スポークに使用する樹脂ならではのデザイン自由度を最大限に生かして、従来にない次世代型自転車の提案が可能となった。 エアフリーコンセプトのタイヤを装着した自転車 ©ブリヂストンサイクル 4月30日に福岡県久留米市、6月4日に横浜市で開催されるイベント「ブリヂストン×オリンピック×パラリンピック a GO GO!」などで、エアフリーコンセプトを用
ブリヂストンとブリヂストンサイクルが、空気不要の自転車用タイヤを開発しました。タイヤの外周と内枠の間に特殊なスポークを設け、荷重を支える仕組み。メンテナンス性が高いうえ、パンクの心配から解放されます。 内側の軸と外周の間に配された、樹脂製の特殊スポークで荷重を支持 独自のタイヤ環境技術「エアフリーコンセプト」を活用。空気の代わりに、渦巻き状に配されたスポークで荷重を支持します。スポークは樹脂製でリサイクルが可能。そのうえデザインの自由度が高く、従来にない次世代型自転車の提案ができるとしています。 新型タイヤを採用した自転車。PCに詳しい人が既視感を覚えそうな外観 今後は市場性評価などを進め、2019年の実用化を目指すとのこと。同社が4月30日に福岡県久留米市、6月4日に神奈川県横浜市で開催するイベント「ブリヂストン×オリンピック×パラリンピック a GO GO!」などで、試乗会が催される予
ブリヂストンとブリヂストンサイクルは4月17日、空気が入っておらず、パンクの心配がない自転車用タイヤを開発したと発表した。今後、試乗したユーザーの声を聞きながら、2019年の実用化を目指す。 ブリヂストンが2013年に発表した、空気を詰める必要がないタイヤを作る「エアフリーコンセプト」の技術を応用。タイヤ側面に張り巡ぐらせたスポークに、強度と柔軟性を両立した樹脂を採用し、荷重を支えるという。材料には、リサイクル可能な樹脂やゴムを使用し、資源の効率的な活用につながるとしている。 新型タイヤを搭載する自転車は、イベント「ブリヂストン×オリンピック×パラリンピック a GO GO!」(4月30日に福岡県久留米市、6月4日に横浜市で開催)で試乗できるという。試乗したユーザーの意見を取り入れ、実用化に向けた検討を進めるとしている。 関連記事 “ホンダの倒れないバイク” あまりの大反響に中の人が「びっ
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く