2011年12月17日のブックマーク (1件)

  • 笑府 - Wikipedia

    『笑府』(しょうふ)は、中国の明朝末期に、馮夢竜(ふう むりゅう[むりょう])[注 1]が編纂した笑話集である。 馮夢竜は、当時の蘇州府(現在の江蘇省東南部)の有名な文士であり、蘇州府長洲県に生まれ、1630年(崇禎3年)に県の貢生となり、建寧府寿寧県の知県(県知事に相当)になった。明朝滅亡の際に殉死したと言われている。 概要[編集] 「笑府」とは「笑い話の倉庫」くらいの意味で、あらゆるジャンル・貴賎不問の笑い話を13巻に纏めた物であり、当時の庶民の生活や風俗、習慣を知る上で重要な資料である。 通俗文学の書籍ではよくあることだが、『笑府』も中国土では清の時代の初めに散佚し、一冊も残らなかった。しかし日で各種の和刻が刊行されたおかげで、完全な散佚を免れた。 20世紀に入り、中国土で過去の通俗文学に対する再評価の機運が高まると、和刻の『笑府』が日から中国に逆輸出された。例えば周作人

    GuriGura
    GuriGura 2011/12/17
    「通俗文学の書籍ではよくあることだが、『笑府』も中国本土では清の時代の初めに散佚し、一冊も残らなかった。しかし日本で各種の和刻本が刊行されたおかげで、完全な散佚を免れた。」