書店議連・書店振興策に関する議論 2023年9月21日 薬袋 秀樹 〇『朝日新聞』記事と私の対応 秋の学会大会に向けて準備を加速しようと思っていたところ、8月28日に『朝日新 聞』記事「図書館の人気本所蔵 どこまで」が掲載されました。 この問題に関する従来の議論を継承する立場と思われる記事で気になりました。そこ で、9月12日に下記の記事をを「図書館の基礎知識:ブログ」に登録しました。 「『朝日新聞』記事:「人気本所蔵 どこまで」(23年8月)ほか」 (http://toshokanron.jugem.jp/?eid=269)。 ほかに、下記の2点を登録しました。 「書店に対するビジネス支援の取り組みを」 (http://toshokanron.jugem.jp/?eid=267)。 「小田光雄氏の出版流通論の要点」 (http://toshokanron.jugem.jp/?eid=26
小林秀章(セーラー服おじさん) 1962年生まれ。早稲田大学理工学部数学科卒、同修士課程修了。現在は印刷会社に勤務しつつ、「セーラー服おじさん」として活動中。 廣木:図書館について語るときに我々の語ること第12回。図書館総合研究所の廣木です。 染谷:株式会社ひらくの染谷です。よろしくお願いします。 廣木:今日はゲストにお招きしているのが小林秀章さん。 小林:はい、こんにちは。通称セーラー服おじさんと呼ばれてます。 廣木:見かけると幸せになるといわれている。 小林:それよく言われてますね。 廣木:この格好でいろんなところに行かれたり、文字通り小林さんの「制服」生活する上でのっていう、そういうことです。にいらっしゃっていただきまして、いろいろお話を聞いていこうということでございます。よろしくお願いします 小林:よろしくお願いします。 廣木:始まる前にというか、追々その話になると思うんですけど、
【きくこと】第12回にご出演くださった、セーラー服おじさんの発案?によるAIと司書を戦わせてみようという企画です。 さて、しかし、一体、どのように戦わせるの?と超研メンバーで議論していたのですが、まずは世の中にあるレファレンス事例をそのままAIに聞いてみようという、極めて安直な方策から始めてみました😅 こちらがセーラー服おじさんがMidjourneyで生成したAI司書。超こわいんですけど…😰対するは(というか使用する題材は)、図書館関連本としては大ヒットを記録した福井県立図書館『100万回死んだねこ』🐱! これは、本のタイトルがよくわからない、うろおぼえ。 図書館のカウンターで司書さんたちが出会った、覚え違いしやすいタイトル、著者名などをリストにしたものを基につくられた本です。 一応、使って大丈夫でしょうか?と関係者の方も確認をとりつつ、やってみました(ちなみに以下やってくれたのもセ
牛帝 @gyutei_4koma 確か2010年くらい?に、当時すでにアメリカでははじまっていたAmazonの電子書籍サービス「Kindle」という黒船が、そう遠くないうちに日本に到来することがほぼ確定していて、このままだと出版社の売上がまるっとAmazonに持っていかれる年貢体制が確立してしまうから、いますぐに手を打つしかない!というのが各所でけっこう言われてたのですが、結局、出版社サイドはこれといった対策をせず、なんなら誰かが対策しようとした時には「俺たちの許可もなしに勝手なことするな!」と煙たがるまでして、その後、予想通りにKindleという黒船が到来して、Amazonに毎秒利益を持ってかれる体制を確立されてしまうのをただ見守ったということがありましたが、なんでそんなことになってしまったのか、いまだによく分からない 牛帝 @gyutei_4koma 何十年も前に鉄道会社で働いていたお
Online ISSN : 2424-1717 Print ISSN : 0040-9669 ISSN-L : 0040-9669
鬼頭梓の建築から考える図書館の未来像<報告> 京都工芸繊維大学附属図書館・倉知桂子(くらちけいこ) 2023年6月10日、京都工芸繊維大学において、シンポジウム「鬼頭梓の建築から考える図書館の未来像」を開催した。本シンポジウムは、本学美術工芸資料館の展覧会「建築家・鬼頭梓の切り拓いた戦後図書館の地平」に関連し、美術工芸資料館と附属図書館のMuseum & Library(ML)連携事業として実施し、112人の参加があった。 プログラムは、展覧会を企画監修した教員による基調講演、鬼頭梓が建築設計した図書館に関わる講師による講演、討議の3部構成であった。本稿ではその概要を紹介する。 冒頭で、本学の並木誠士(美術工芸資料館館長)から開会挨拶があり、2018年に始まったML連携事業は展覧会の作品や作家に関する資料を図書館で展示紹介するとともに、シンポジウムや対談などのイベントを開催することで、テー
読書の秋とか言いますけど、それってあなたの感想ですよね的な話で、読書の春、読書の夏、読書の冬もあるはずなのです。まあ私としては、春は花粉症でひたすらズルズルしているし、夏は暑いしカナブンも超高速で飛んでくるし、冬は寒いし薄暗いし雪も積もるしで、やっぱり落ち着いて読書するなら秋でしょっていうのは、なんだかんだ納得してしまう。ということでさっそく図書館に寄って読みごたえのありそうなのを借りてきました。 そういえば図書館通いが身に付いて15年くらい経ちます。読書の習慣が身についた途端に、図書館が宝物庫になりましたね。こんなたくさんの本をタダで読めるんですかと、嬉しいような途方に暮れたような気分になったもんです。金のない学生だったころに、今でいう「推し」といえる小説家ができて、それで図書館に入り浸る習慣ができましたが、それから15年たち、金のない社会人となり、いまだに図書館に通っているというわけで
","naka5":"<!-- BFF501 PC記事下(中⑤企画)パーツ=1541 -->","naka6":"<!-- BFF486 PC記事下(中⑥デジ編)パーツ=8826 --><!-- /news/esi/ichikiji/c6/default.htm -->","naka6Sp":"<!-- BFF3053 SP記事下(中⑥デジ編)パーツ=8826 -->","adcreative72":"<!-- BFF920 広告枠)ADCREATIVE-72 こんな特集も -->\n<!-- Ad BGN -->\n<!-- dfptag PC誘導枠5行 ★ここから -->\n<div class=\"p_infeed_list_wrapper\" id=\"p_infeed_list1\">\n <div class=\"p_infeed_list\">\n <div class=\"
書店に対するビジネス支援の取り組みを 2023年9月7日 薬袋 秀樹 1.『朝日新聞』記事をどう受けとめたか 8月末の28日の『朝日新聞』に書店に関する記事が掲載されました。4月3日の 「書店空白地帯広がる」の続きと受けとめました。驚いたのは1面と3面に掲載され ていることです。1面に掲載すべき記事がないのでしょうか。 「図書館の人気本所蔵 どこまで 自民議連「書店支援」提言 国が議論へ」 (2023年8月28日1面 6段)、「蔵書購入ルール必要? 自民議連「人気のある本 に偏重 図書館「予算減り過剰複本無理」」(2023年8月28日3面 5段)。 読んだ印象ですが、『朝日新聞』には、1999年以来約25年間続いている論争をさ らに続けて取り上げたいという姿勢を感じました。私は、これまで書いてきたように、 この議論には様々な疑問を感じています(注1)。 注1)「出版と図書館」問題の中間まと
川崎市内の全市民館と幸、宮前、麻生の各図書館に指定管理者制度を導入するため、開会中の市議会9月定例会に提案されている改正条例議案について、二つの市民団体が6日、今定例会での改正は時期尚早だとして、改正を見送るよう求める陳情書をそれぞれ市議会に提出した。(北條香子) 陳情書を出したのは、「社会教育を考える川崎の会」と「川崎の文化と図書館を発展させる会」。川崎の会は1768人分、発展させる会は1530人分の署名を添えた。2団体は今夏、それぞれ制度の是非を考える市民向けイベントを開催。出席者からは制度導入に対し、「市や市教育委員会から納得のいく説明がなされていない」との声が多かったため、陳情に向けた署名活動を始めたという。 提出後に会見した2団体のメンバーは、改正条例案に関する資料などで市側が「管理経費の縮減が図られる」と説明している点を懸念。「市民の共有財産である市民館・図書館が、利益を求める
心奪うデザインに納得 韓国の首都圏最大のケーブルテレビ局「DLIVE」が6日、金沢市小立野の県立図書館を訪れ、ユニークな内外装や取り組みを取材した。ドキュメンタリーシリーズ「都市のプレゼント」の一環として「図書館」を取り上げ、11月24日の放映予定という。(山本義之) 図書館は今、本が借りられるだけでなく、都市のランドマーク、遊び場として大変身しており、都会に必要な居場所である-が取材意図。韓国内では美術・音楽図書館に照準を合わせ、オランダでは図書館のテーマパーク化を追った。 県立図書館では「建築デザインが利用者の心を奪う」がテーマ。企画したプロデューサーのチェ・ソックさんは「100種類もある閲覧席の椅子が気になっていた」といい、利用者たちにお気に入りの場所と理由を聞き「満足度の高さが納得できた」と話した。
全国初、xIDとメディアドゥが連携し、マイナンバーカードを活用した電子図書館サービスの即時利用とセキュリティ向上を実現「デジタル田園都市国家構想交付金」の対象事業として年度内3市町村で導入予定 マイナンバーカードに特化したデジタルIDソリューション「xID(クロスアイディ)」を提供するGovtech企業、xID株式会社(本社:東京都千代田区、CEO 日下 光 以下xID) と電子図書館事業を展開する株式会社メディアドゥ(東証プライム 3678、本社:東京都千代田区、代表取締役社長 CEO 藤田恭嗣、以下「メディアドゥ」)は電子図書館サービスの提供にあたり、マイナンバーカードを活用した「xIDアプリ」による認証での連携を開始することをお知らせいたします。本連携により、電子図書館サービスの利用登録の完全オンライン化を実現すると共に、ログイン時の多要素認証を実装し、利便性とセキュリティを向上させ
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く