しかしシステムに複数のハードディスクが装着されているなら、ページ・ファイルをシステムとは別ドライブに設定することで、パフォーマンスを向上させることができる。 Windows NT/2000/XPの仮想メモリ・システムは、ハードディスク上に作成したページ・ファイル(デフォルトではWindowsがインストールされているドライブの\pagefile.sys)と、物理メモリ上のプログラム・コードやデータをスワップすることで、物理メモリサイズを大幅に超える仮想メモリ空間をアプリケーションに対して提供している。つまり、物理メモリが不足すると、アクセスされていないメモリの内容をこのページ・ファイルに書き出し(これはスワップ・アウトと呼ばれる)、メモリに別のデータを割り当てる。スワップ・アウトされたデータが必要になったら、(物理メモリがなければ別のメモリの内容をスワップ・アウトして空きメモリ領域を作り)ペ