お知らせ23
大日本印刷(DNP)と同社の書店持ち株会社・CHIグループは7月8日、約10万点のコンテンツをそろえた国内最大級の電子書店を今秋開設すると発表した。 CHI子会社の図書館流通センターが運営するオンライン書店「bk1」や、傘下の丸善、ジュンク堂、文教堂とも連携。「リアルな書籍と電子出版コンテンツを提供する国内初となる最大級のハイブリッド型総合書店」を目指し、5年後に500億円の売り上げを見込む。 新電子書店は約10万点のコンテンツをそろえ、PCやスマートフォン、電子書籍専用端末、多機能端末などあらゆる端末向けにコンテンツを販売する予定。bk1と連携して紙の書籍も取り扱い、ユーザーに選択肢を提供するとしている。 書店運営の一方、電子出版の普及に向け、制作者向け支援も強化。紙の書籍から多様な端末向けの電子書籍に対応できる出版コンテンツのワンストップ制作体制を構築し、出版社の編集プロセスを含めたワ
秋葉原とつくばを結ぶ「つくばエクスプレス(TX)」に初の女性運転士が誕生し、7日から単独乗務を始めた清水ひとみさん(21)と山上亜沙美さん(24)。昨夏から相模鉄道の緑園都市教習所で訓練を始め、今年5月に動力車操縦者運転免許を取得した。乗務後、「緊張したが、基本動作を忘れずに無事運転でき、良かった」とほっと一息。
横浜市立図書館の移動図書館「はまかぜ号」が、7月2日よりみなとみらい21地区のビジネス街で巡回をスタートした。 移動図書館はこれまで、図書館から離れた地域を対象に市内20カ所を巡回。今回、ビジネスマンをターゲットにした図書館の有効活用促進を目的に、初めてビジネス街でのサービス提供を開始した。 はまかぜ号には、常時約3,500冊の書籍を積載。同地区向けにビジネス書も100冊程度用意している。横浜市立図書館の図書館カードで6冊まで本を借りることができるほか、インターネットで予約した本をはまかぜ号で貸りたり返却したりすることもできる。 巡回は隔週金曜日(7月は16日、30日)で、駐車場所はグランモール公園・美術の広場(西区みなとみらい3)。駐車時間は11時40分~12時50分の70分間。ビジネス街で働く人々が利用できるように昼休みの時間帯に駐車する。雨天中止の場合もあり。 同図書館は現在、「はま
『読売』の記事; 官能小説公費購入?県議「別の客のレシート」 複数の福岡県議が2009年度に政務調査費で購入し、収支報告書にレシートを添付していた書籍には、「調査研究」という政調費の趣旨を逸脱したものが散在していた。購入費を県に返す考えを示す議員がいる一方で、「世情を知るため」「何が問題なのか」と支出の正当性を主張する議員もおり、公金に対する意識の低さをうかがわせた。 冨原茂昭議員(66)のレシートには手書きで、炭坑に関する本を購入したような記入があった。しかし、実際の本は、官能小説「素人手記ひとつ屋根の下」と判明。レシートによると、09年10月29日夜、福岡市・天神の書店で買ったことになっている。 冨原議員は「小説のことも手書きのことも記憶にない」としたうえで、「領収書の処理は事務所スタッフに任せており、何らかの理由で官能小説のレシートが混入したのかもしれない。うっかりミスだと思うが、申
「書物を契機としてコミュニケーションを媒介し、それによってコミュニティを生成・確認・維持・展開していく一連の営みである」(長谷川一『出版と知のメディア論 エディターシップの歴史と再生』みすず書房 2003) これは出版についての定義だが、そのまま本屋についての定義でもあり、百年のしたいことである。本屋は本を媒介にして、お客さんとの知的・文化的コミュニティを築く場所であるはずだし、そうなりたいと思う。 OLD / NEW SELECT BOOKSHOP 百年は2006年8月にオープンし、もうすぐ4年が経つ。新刊書店に5年ほど働いているうちに、自分のやりたいことからどんどん離れていると感じて、それなら自分で理想の本屋をやろう、と決意した。27歳のときだ。古本と新刊本・リトルプレスを主に扱っている。多くの人に面白がってもらい、おかげさまで順調に成長させていただいている。 新刊書店、古本屋とも棚作
本日は、ほんとにただのメモ。 文部科学省のHPに、21年度の調査研究報告書が2件載ってた。斜め読みした感想など。 ・図書館・博物館等への指定管理者制度導入に関する調査研究報告書 業務委託についての議論が制度自体の批判に傾きがちで、よりよい方向に持っていくための実証や検討をあんまり見ない気がする。てなことを、以前の記事「前向きな委託の話をしよう。」で一度考えた。 その視点で見ると、この報告書は割と中立的な視点で書かれていて良い。直営と指定管理、それぞれの特徴と気をつけるポイントを指摘してくれている。どちらを選ぶという問題以前に、自治体としてどんな図書館にしたいのかという方針が必要だ、という。そんな当然すぎることがきちんと書かれている。基礎知識を得るには使いやすいと思う。 ちなみに、図書館の委託契約仕様書って結構Webでも見られるのだ。*1この報告書の骨組みを踏まえて、幾多の仕様書を読みまくっ
昨日、出版労連の出版研究集会の連続講座のひとこまで、 国分寺市立本多図書館館長で、「ず・ぼん」編集委員の堀渡さんと、講師をヤラセてもらった。 その話のために、図書館が、どれだけ本を買っているのか、貸してるのかのデータを再確認してみた。 「ず・ぼん15」に表とグラフで掲載してあるんだけど、ちょっとだけダイジェスト。 ●図書館はどれだけ本を買っているのか 2007年の数字だけど ・雑誌と書籍の実売金額は 2兆1983億円 (「出版年鑑 2008」出版ニュース社) ・図書館資料費決算額は 309億円 (「日本の図書館」日本図書館協会) で 309億÷2兆1983億円で割ると、1.4% になる。 つまり、図書館は出版物の売上げのうち1.4%のお客さんなのだ。 ちなみに、1982年は、同様の計算で0.9%なので、「貢献度」は増えている。 ●図書館はどれだけ本を貸しているのか 同じく2007年の数字だ
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く