毎年秋になると、県立図書館では、外部から講師をお招きして毎週土曜日4回シリーズの「図書館カレッジ」を開催しています。今年のテーマは「神奈川の名建築」。講師をお願いしたのは、横浜国立大学大学院教授、建築史がご専門の吉田鋼市先生です。 今回、私もスタッフの一人としてこれに参加しましたので、その様子をご紹介します。 例年のカレッジは先生のご講義を聴く座学の講座。難しそうな建築のお話をひたすら聞き続けるのは、素人には苦しそう…ですが、今年のカレッジのウリは、現地見学があることです。1回目に県立図書館と県立音楽堂、3回目には県立歴史博物館と県庁。実際の建物を、普段は入れないエリアまで解説付きで見学できるのは、かなりの魅力です。とはいえ、日頃建築学とは全く縁のない私は担当者のくせに「なんだか難しそう…見学日以外は理解不能かも(涙)」と内心ビビッておりました。 講義が始まってみると、心配は無用でした。吉