参議院を「良識の府」と呼んだのが誰なのかは定かではないらしい。しかし、言わんとしたかったことはよく分かる。参議院議員の任期は6年と長い。衆議院と違って解散もない。それゆえ政局に左右されず国政の場に留まれる。そんな参議院だからこそ党利党略から距離を取り、ポピュリズムに流されることなく、より長期的、巨視的な立場で国政に関われる。公共的な政策論争は参議院でこそ可能であると言えるかもしれない。 しかし今回の参院選はそうした参議院らしさからあまりにも掛け離れていた。主に争点になったのは経済政策であったが、アベノミクスと呼ばれる現与党政権の経済政策について、自民党がその成果を誇り、野党はそれに対する不信感を述べるだけに終始した印象がある。つまり長期的、巨視的な立場からの政策論争は不在であった。参議院選だからこそ今後の原発政策や憲法改正のように、この国の未来に関わる問題が争点になるべきだったのだが、それ
科学・文化 山本太郎氏当選に思う--噛みしめるべき格言「教育のない民主主義は無意味 科学と理性に背を向けた人を信任 7月21日の参議院選挙は自民党圧勝という結果になった。私は特定政党を支持しないが、自民党の影響力が強まり政治が混迷して、何も決められない状況が終わることは一国民としてうれしい。 ところが残念なことがあった。東京選挙区で反原発を過激に主張する俳優の山本太郎氏が当選したことだ。私は原則として選挙での民意を尊重する。しかし山本氏は当選するべきではないと考えていた。 偉そうに聞こえたら恐縮だが、私はこの結果に「日本社会の敗北」という感想さえ抱いた。そして「悪霊」(意味は後述)が社会を覆った恐怖を感じた。科学的な判断力を養わない教育、有名人に面白がって投票する幼稚な政治文化、理性的な判断をしない情報弱者の多さなど、日本で観察される問題の悪しき集大成が、山本氏の当選につながっている
八洲学園大学が、2013年8月17日に図書館司書を目指す方向けのオープンキャンパスを開催すると発表しています。高鷲忠美教授による講演や授業体験のほかに、株式会社図書館流通センター(TRC)と丸善株式会社から、「公共図書館/大学図書館で働くとは」というテーマでの講演も行われるとのことです。 なお、参加にあたっては事前に申込みが必要となっています。 夏の2大イベント開催のお知らせ (八洲学園大学 2013/7/17付けの記事) http://www.yashima.ac.jp/univ/news/2013/07/2.html 「初の試み~図書館司書を目指す方向けのオープンキャンパスを開催~」 (プレスリリースゼロ 2013/7/20付けの記事) http://pressrelease-zero.jp/archives/36469
電車とホームの間に足を挟まれた女性を救出するため、車両を押して傾ける乗客や駅員ら(22日午前9時19分、JR南浦和駅で)=繁田統央撮影 22日午前9時15分頃、さいたま市南区のJR南浦和駅京浜東北線ホームで、女性乗客がホームと車両の間に落ちて両足が挟まれた。 車内やホームにいた乗客と駅員が協力し、車両を押して隙間を作って女性を救出。女性は病院に運ばれたが、目立ったけがはないという。 居合わせた乗客らによると、ホームに「人が挟まれました」というアナウンスが入り、それを聞いた乗客が自主的に電車から降りて、車両を押していた駅員の作業を手伝ったという。 JR東日本によると、この影響で京浜東北線に一時、8分の遅れが出た。
とみさわ昭仁、柳下毅一郎との三人によるトリオ・ザ・古本のせんべろ古本ツアーを久々に決行しました。 みんなで古本屋をめぐり、その合間に酒を飲むというこのツアー、2010年の京浜東北線編から始まり、中央線編、東西線編、所沢編、東武東上線編と来て今回が6回目。前回が2012年8月末だったので、実に約一年ぶりとなります。 今回狙ったのは川崎・横浜。前回も暑かったけれど今回も暑かった。なんでこんな日に、と思わないでも無いけれど、だからこそビールが美味しく飲めるんだというポジティブ思考で行くのがトリオ・ザ・古本なのであります。 スタート地点は川崎の丸大ホール。なんと朝8時半からやっているという素敵なお店であります。 10時の集合時間より少し前に到着すると、おお、既に柳下さんがビールを飲んでるじゃないですか。こういう時だけは時間より早く来るんだから(笑)。 丸大ホールは、定食も食べられる大衆酒場というか
パイオニアが独自の渋滞情報「スマートループ」の提供を開始したのが2006年。それから約7年をかけて蓄積した渋滞情報は、2013年「スマートループアイ」という新データを加え、より精度の高い渋滞情報へと進化した。渋滞のデータを集め、分析し、提供する。その裏にはどんな仕組みがあり、どうデータは活用されているのか。カーエレクトロニクス事業統括部カー事業戦略部情報サービスプラットフォームセンタープラットフォーム開発部研究開発課データサイエンティストの鎌田喬浩氏に話しを聞いた。 走行可能な道路情報はすべてカバーする「スマートループ」 --最初にスマートループについて教えていただけますか。 パイオニアが独自に提供する渋滞情報がスマートループです。ベースは「カロッツェリア」の対応カーナビゲーションユーザーが走った軌跡から渋滞情報を生成しており、一般財団法人道路交通情報通信システムセンターが提供する渋滞情報
この連載企画『だから直接聞いてみた for ビジネス』では、知ってトクもしなければ、自慢もできない、だけど気になって眠れない、世にはびこる難問奇問(?)を、当事者である企業さんに直撃取材して解決します。 【今回ご回答いただいた企業】 東急電鉄・お客様センター様 まさかこんなに早く梅雨が明けるとは。 ついに恐れていた本格的な夏が来てしまった。東京は連日最高気温が30℃超え。日本テレビのある汐留界隈なんて、海の近くにあるのにまったく風が吹かないので、体感温度はさらに高くなる。 そんな灼熱地獄の中、オアシスともいえるのが、移動中に乗る冷房の効いた電車である。 だが、電車にも落とし穴がある。弱冷房車だ。 真夏に弱冷房車を喜んでいる人なんて、本当にいるのだろうか?「私、弱冷房車じゃないとダメなんです」という話は聞いたことがない。 できることなら避けたい弱冷房車だが、なぜかよく乗ってしまう。通常、弱冷
「ネット世論」の実態は?「無投票層」は何を思う? メディアもネットを駆使した取り組み【読解:参院選2013】 日本で初めて解禁されたネット選挙。ネットを利用しているのは、政党や立候補者、有権者だけではない。その動向を取材するマスメディアでも、新しい取り組みがスタートしている。毎日新聞では、社会学者で立命館大学の西田亮介特別招聘准教授とのとして、従来の世論調査と比較しながらツイッター分析を行なっている。また、朝日新聞ではという特集ページをサイト上に開設、ツイッターなどを活用して、有権者に投票する理由、投票しない理由を広く募っている。毎日新聞、朝日新聞の取材チームにそのねらいを聞いた。
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