ナンバープレートにカバーを装着した車が走行しているが、これはファッションや汚れ防止用として自動車用品店で販売している。しかし現実には、自動速度違反取締装置(オービス)の撮影を逃れ、番号を隠すためにカバーを装着する人もいるという。可視光線透過率(光をカットする量)50%ほどの濃い色のカバーに対し「ひき逃げ、当て逃げがあっても、目撃者がナンバーを読みづらい」など、国土交通省(国交省)への苦情があるそうだ。 国交省では、市販しているナンバープレートカバーを装着している写真を見せ、ナンバーの視認性を聞いたところ「表示内容が非常に見にくい」と回答した人が50.7%に達していることが分かった。一方で「着色の濃いカバーは見にくいが、着色の薄いカバーはカバーがない場合と変わらない」が41.3%と、視認性への評価が分かれる結果となった。 国交省は「ナンバープレートカバーについて」アンケートを実施した。国土交