内藤が勝つだろうなと思いつつも、勝負はやってみなければ分からない。亀田・次男が勝って、またあの一家の下品なパフォーマンスを見せられるかとも思い、はらはらしながらテレビのスイッチを入れた。内藤のボクシングを見るのは初めてだが、基本的に内藤応援の視点で見ていた。 1R目は、実は嫌な感じがした。ガードを固めて押す亀田選手に対して、内藤選手が長いパンチを頭に当てるが、内藤選手の右のガードが下がるのが気になって方がない。内藤選手は変則的なパンチの打ち方で、パンチがどこら出てくるか見えにくいタイプの選手なのだろうが、どこを打とうか右手が考えているような感じで、グローブが下がる。これでは亀田選手の左のロングフックが当たってしまうのではないかと心配だった。 結局、左のパンチは何発かいい角度で内藤選手の右頬を捉えたのだが、亀田・次男がガードに力を入れすぎているせいか、パンチにキレがなかった。あとは内藤の手数