【要約】 桃太郎が山道を進んでいくとサルが現れ、お供にすることにしました。 サル「とんだお調子者ですが、山は庭みたいなもんなんで、どうぞよろしく」 桃太郎一行は鬼ヶ島へ渡り、鬼の本拠地の鬼ヶ城を見渡せる場所まで来ました。 桃太郎「一休みしたら、一気にぶっ潰しにかかるぞ!」 サル「こんな所は木登りより簡単ですわ」 キジ「羽はあるけど、高くは飛べないんで不安なんですが」 イヌ「鬼ヶ城までの道案内は私がしましょう。ついでにおしっこかけてマーキングもしておきましょう」 北尾政美(きたおまさよし)画『桃太郎一代記』天明元[一七八一]年刊 桃太郎一代記 5巻 - 国立国会図書館デジタルコレクション ※この記事では、国会図書館デジタルコレクションの画像を適宜加工して使用しています。 【翻刻】【補足表記】【現代語訳】 もゝ太良◆だん/\◆とやま◆ミちへ◆かゝり◆けれハ◆大きなるさるいでともをセんといふ 桃