親指と人差し指を丸くつなげて作る「OKサイン」。普段何気なく使われるジェスチャーだが、近年は白人至上主義のシンボルとして、使用を戒める風潮が強まっている。一部報道では、SNSやメッセージのやり取りの絵文字からOKサインが外されるとの観測も出ており、IT・通信各社の動向が注目される。 「言葉狩り」のように、特定のジェスチャーやボディランゲージをタブー視しようとする「仕草狩り」が今後、増えていくかもしれない。 一方、日本の手話ではOKサインとほぼ同じ手の形が平仮名の「め」を表しており、そうした話法の変更まで検討しなければならないとは考えにくい。 差別されていると感じる人に寄り添うことはもちろん必要だが、どこまで配慮し、どこから許容されるべきだろうか。 ユニバーサル・スタジオのスタッフ解雇 米紙「USAトゥデイ」などによると、フロリダ州にある「ユニバーサル・オーランド・リゾート」で今年3月、着ぐ