Xにサービス停止命令 アカウント凍結を拒否―ブラジル最高裁 2024年08月31日07時12分配信 【サンパウロ時事】ブラジル連邦最高裁判所は30日、米実業家イーロン・マスク氏がオーナーを務めるX(旧ツイッター)に関し、ブラジルでのサービス停止を命じた。同裁が命令した一部利用者のアカウント凍結に応じなかったためで、マスク氏が「検閲」として拒否した騒動は、異例の事態に発展した。 最高裁は、2022年のブラジル大統領選に絡んだ捜査の一環として、Xへの投稿で偽情報などを流した利用者のアカウント凍結を命令。応じなければ罰金も科すと通知した。 命令を拒否していたXは今月、法定代理人が逮捕されるとの通告が最高裁からあったとして、ブラジル事業の閉鎖を発表。最高裁は28日、新たな代理人を指名しなければ、Xのサービスを停止させると警告していた。 最高裁のモラエス判事は30日、裁判所がXに出した命令が順守され