気になる記事をスクラップできます。保存した記事は、マイページでスマホ、タブレットからでもご確認頂けます。※会員限定 無料会員登録 詳細 | ログイン 前回(「iPhone 4とルネサス、そしてSIMロック解除をつなぐ“糸”」)で、日本の半導体大手のルネサスエレクトロニクス(以下、ルネサス)によるノキアの通信用中核部品のワイヤレスモデム事業部門の買収に触れたばかりだが、今回も大型のニュースが飛び込んできた。 フィンランドのノキアとドイツのシーメンスの合弁会社ノキア・シーメンス・ネットワークス(以下、ノキア・シーメンス)が7月19日、米通信機器大手モトローラの無線インフラ事業の大部分を12億ドルで買収することを発表した。 モトローラといえば、ケータイ端末、基地局、セミコンのすべてを手がけ、米国では民生のみならず軍需産業をも手がける、総合的な通信機器ベンダーである。日本との付き合いも長く、その名