経済ニュースをサクサク 深く、「おはBiz」のコーナーです。ネット通販大手「アマゾン」の「クラウド」サービスについてです。 「アマゾン」といえば、インターネットで本などを注文するのに使うネット通販の大手ですが、実はもう一つの顔があります。それは「クラウド」サービスで世界トップシェアだということです。企業は従来、社内に大型コンピューターを持っていましたが、「クラウド」では文字通り空の「雲」のようなところにソフトウエアもデータもあって、そこで処理をした結果をパソコンで受け取るイメージです。その最新戦略を聞きました。 先週(1日)、東京・港区で、アマゾンのクラウドの顧客向けイベントが開かれました。 基調講演をしたのが、技術部門の責任者=CTOのボーガス氏です。 アマゾンのクラウドは、もともと自社向けのシステムだったものを他の会社にも提供するところから始まりました。 一気に利用が広がったのは、特に