このCAP定理の考え方からすると、HBaseは一貫性/整合性とネットワーク分断耐性を選択したCP型に分類される。 データ構造 HBaseは主に以下に挙げる要素から構成されている。またこの構造はHBaseだけでなくKVSやカラム指向型DBにおいて良くみられる構造である。 Table Row ColumnFamily ・・・ (Column) Column ・・・ (Label) HBaseは名前のついたTableがあり、そこにRowと呼ばれるRDBMSの「レコード」に相当する形式でデータが保存されている。保存されている各データにはタイムスタンプが伴っており、このタイムスタンプを指定してデータを取得する事も出来る。もしタイムスタンプを指定せずにデータ取得を行った場合は最新の値のタイムスタンプを持つデータが返される。ColumnFamily単位での取得の様に複数の値を取得する場合でも、それぞれ
Hbase勉強会のまとめの延長として 今後の考え方をまとめておきます。 まずは前提として <一般論> Hbaseにかぎらず、NoSQL系一般に言えることではあるが Usecaseを意識して利用する事が必要だ、ということだと思う。 最近の傾向としては、Googleでも顕著だけど、 一定の用途をターゲットにして 特定のミドルを開発するという方法が結構多い。 Hbaseもその流れはあるので、 そのあたりは意識する必要はあるかもしれない。 Hbaseついては、注目するとすればFacebookになるかな。 http://www.cloudera.com/resource/hw10_hbase_in_production_at_facebook いずれにしても、割とうまくいっているUsecaseの情報の有用性は 他の技術よりも高いと思う。 基本的に単純に分散KVSを使いたいならHbaseにこだわる必要
Facebookが15日に発表した新しいサービス「Facebook Messages」は、チャットやつぶやき、そして電子メールなど、自分宛のテキストやメッセージをすべて1つのインボックスで管理できると発表されました。 同社が15カ月かけて開発してきたこの新サービスのバックエンドデータベースは、これまで同社が大規模運用してきたMySQLでも、同社が開発したNoSQLデータベースのCassandraでもなく、グーグルのBigTableをモデルとしてオープンソースで開発された分散データベース「HBase」でした。 Facebookのソフトウェアエンジニア、Kannan Muthukkaruppan氏がFacebookにポストした記事「The Underlying Technology of Messages」で、その技術的背景が紹介されています。 MySQLとCassandraが落選した理由 H
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く