その1で下調べして、その2で必要なパッケージのインストール&virt-installで仮想マシンの作成を行ったものの挫折して、その3でvmbuilderを使ってようやく仮想マシンの作成を行えたにも関わらずいろいろトラブルに見舞われて、その4でその主原因がわかったと同時に動機の半分も消滅してしまい、その5まできてvirt-installコマンドの、その6でkvmコマンドの基本的な使い方をようやく把握できたKVMの話の続き。今回は仮想マシンの世代管理とか複製とかです。 変更不可な状態で仮想マシンを起動する kvmコマンドの-snapshotオプションを使えば、仮想ディスクファイルを読み込み専用で開き、変更点については/tmpディレクトリに差分ファイルを開き書き込みます。これにより、既存の仮想ディスクファイルに変更を加えることなく仮想マシンを起動できるようです。kvm -m 512 -boot