リスト1を見ると、今回構築するサーバーでは不要と思われるプロセスがいくつかあります。inetd、portmap、rpc.statdなどは、Xenを使うにあたっては不必要なものです。 update-rc.dは、/etc/init.d配下のスクリプトについて、/etc/rcX.d配下にリンクを作成し、プログラムを起動したり終了したりという動作を制御するためのコマンドです。 一方で、リスト2を見ると、本来必要なSSHの待ち受けに使われる以外のポートでも何かの待ち受けが行われています。ポートとプロセスの関係を見るためにlsofというコマンドを使いましょう。ポート22番での接続待ちをしているプロセスを特定するためには、以下のようにします(注2)。