新刊「極楽おいしい二泊三日」(さとなお著/文藝春秋/1750円)が、今日あたりから週末にかけて全国の書店に並び始めます(アマゾンではまだ「予約受付中」状態。今日か明日には注文可能になるはず)。 佐藤尚之の名前で出した「明日の広告」を入れると(文庫化を含めて)12冊目の本で、前著「明日の広告」から2年半ぶりの出版になります(著書一覧)。 雑誌「クレア・トラベラー」に2年半連載したコラムをまとめたものだけど、大幅に加筆したので、こうして単行本にまとめるまで1年以上かかってしまいました。その間に閉店した名店もいろいろあり、何度か食べ直しに行ったり、多忙もあってなかなか書けなくてイラついたり、この1年くらい細々とずっとこの本にかかりきりになっていた感じ。意外と難産だったなぁ。 この本のテーマは「ある街に二泊三日の旅行に行くとしたら、その街に昼前に着くと仮定して、ご飯のチャンスは昼夜朝昼夜朝昼、と7