こんにちは、「livedoor Blog」を担当している吉沢です。 スマホの登場で、すっかりケータイ (フィーチャーフォン/ケータイ/ガラケー) が日陰に追いやられた感がありますが、ケータイも毎年進化していて、モバイルサイトの開発が行いやすいケータイがユーザへ浸透してきています。 livedoor Blog では、スマートフォン分野に注力しながら、月間15億PV あるケータイ版のUI最適化にも引き続き取り組んでいます。今回は、livedoor Blog で採用した事例を元に、この先1〜2年のケータイ開発・運用に役立てられる、3キャリア共通の CSS から最新のコーディング事情を紹介したいと思います。 アクセスシェア〜ライブドアの場合 まずはどの世代のケータイをメインに開発して表示くずれを起こさないようにするか検討するため、アクセスシェアを把握します。 1年前と比べると、iモードブラウザ2.
端末特性に応じたユーザビリティの考え方最も身近で、どこでも気軽に使えるインターネット端末となった携帯電話。端末の急速な普及とハイスペック化にともない、携帯電話向けインターネットサービスによるマーケティングが各企業で本格的に取り組まれるようになっています。PC向けWebサイトと同様、携帯向けWebサイト(以降“モバイルサイト”)の構築においても当然、ユーザビリティの高いサイトを構築することが各企業のビジネスによい影響をもたらすことは必然です。 しかし、モバイルサイトでは、これまで各企業が構築・運用してきたPC向けWebサイトと比べると、画面サイズや1ページで表示できるページ容量制限、キャリアごとの違いなど、モバイルならではの制約があります。それらを踏まえたうえで、どうすればモバイルサイトでユーザーにメッセージを正確に伝えることができ、ストレスなく利用できるユーザビリティの優れたサイトを実現で
DoCoMo,EZweb,Softbankを共通の外部CSSファイルからスタイルを反映させるモジュールを作りました。 http://search.cpan.org/~komoriya/HTML-MobileJpCSS-0.01/ 3キャリア間での変換の必要性 DoCoMoでは外部CSSを参照できずインラインのみの対応となっています。 DoCoMoのインライン化についてはid:tokuhiromさんの作成したHTML::DoCoMoCSSこちらで対応が可能なのですが、3キャリア間で共通のCSSを参照するとなると属性の指定方法に微妙な差異が問題となります。 例えば小さいフォントを表示したい時は、 DoCoMo --- font-size:xx-small EZweb --- font-size:10px Softbank --- font-size:smallと属性の値が異なります。 hrタグ
サイト規模に合わせて作り方を選ぶ 前回(http://www.thinkit.co.jp/article/143/1/)は、携帯サイトとPCサイトがどのように違うかを紹介しました。今回は、汎用的な携帯サイト作りを行うための制作の基本から、実機テストまで含めた公開までの手順を解説します。 携帯サイトでは、キャリアによる仕様の違いがあるため、これをどの程度まで考慮するか、はじめに考えなくてはなりません。携帯サイトの作成法には、下記の5つの方法がありますが、ここでは「3キャリア対応の静的サイト+プログラム」について紹介します。 1.キャリア別に静的なサイト 2.3キャリア対応の静的サイト+プログラム 3.プログラムによる動的生成 4.CMSを使ったジェネレータ型 5.MobaSiF(http://sourceforge.jp/projects/moba)などのフレームワーク型 3キャリア対応の静
XHTML Mobile Profileに対応したHTML 本連載では、「PCサイトを制作してきたけど、携帯サイトは初めて」といった企業や個人クリエイター向けにPCとモバイルの違いなどをふまえ、携帯サイトを公開するまでの入門的なノウハウを紹介していきます。 まず、今回はHTMLの種類やタグ、CSSなど携帯ブラウザによる違いと、画面サイズやキャッシュ容量などの端末による違いについて紹介していきます。 では、早速携帯サイトを作る上でマークアップの基本となるHTMLについて説明します(図1-1)。携帯電話はPCと比べても非常に早い進化を遂げてきたため、どれも基本はHTMLを基準に作られていますが、携帯ブラウザ(iモード、EZweb、Yahoo!ケータイ)で表示可能なHTMLの仕様には実に多くの種類が存在します。 現在市場に出回っている機種ということに限定すれば、XHTML Mobile Prof
こんにちは。『Cure』や『livedoor 歌詞』を担当しているモバイルディレクターの吉沢です。 つい最近、PC サイトのディレクターが初めてモバイルサイトの開発を担当するという機会がありました。 どの情報を伝えれば初めてモバイルサイトを担当する人にもスムーズに進められるのか、PC とモバイルで一番特徴のあるコーディングとデザインについて、これだけ覚えておくと簡単な3G(FOMA・WIN・3GC)端末用モバイルサイトが作れてしまうノウハウをご紹介したいと思います。 【01】対応端末について こちらの記事にもあるとおり、3G 端末(FOMA・WIN・3GC)がアクセスの9割を占めているため、これからオープンさせるサイトの対応端末は、3G 端末で十分そうですね。 サイトの内容にもよりますが、下位端末(PDC・P型・C型など)を対応端末として含めてしまうと、機能や容量制限などに悩まされ、逆に運
ケータイでの画像回り込みについてまとめてみました Tweet 2008/6/11 水曜日 matsui Posted in デザイン | 7 Comments » 本日、ケータイでの「画像の回り込み」に関して調査しましたので、メモを兼ねてまとめてみます。 もちろん、キャリア毎に書き分けてしまっては意味が無いので、3キャリアで共通して使える書き方を調べてみることにしました。 まず問題となったのが、auでfloatが利かないことです。 では、オーソドックスにimgタグのalign属性を使ってみてはどうかということになりますが、今度はドコモ(XHTML)で正しく表示されません。 なかなかやっかいです。 そこで、次のようなサンプルHTMLを作成し、3キャリアでテストを行ってみました。 <img src="test.gif" style="float:left;" align="left" /> あ
先日、diggでVitamin Features » Make your site mobile friendlyというエントリーが上がってきてました。見てみると、非常にうまい具合に携帯向けのCSSやHTMLの書き方などが紹介されていました。僕も携帯向けCSSの書き方には興味があったので、勉強がてら重要なポイントを抜き出して、和訳してみました。 和訳文は次からスタートです。(上記サイトの「mobile」は携帯電話やPDAを含めたモバイル機器が正確な訳ですが、ここでは話を分かりやすくするために「mobile」を全て「携帯」と訳しています。) 基本からスタートしよう。 既に論理的でセマンティックなHTMLを構造化しているんだったら、携帯を含めたどのデバイスでもきれいに、使いやすく、アクセシブルになっています。携帯によっては、WAPに準拠しているかもしれないし、もしかしたらWAP2もいけるかもし
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