性的少数者(LGBT)のスポーツ選手を支援する団体が、ウィンブルドン元王者のマルチナ・ナヴラチロワ氏(62)との提携関係を解消した。同氏は、トランスジェンダー(出生時の身体的性別と性自認が異なる人)の女性選手が女子競技に出場することに批判的な発言を繰り返しており、団体がこれを問題視した。ナヴラチロワ氏は自分はレズビアンだと公表している。 グランドスラム大会で18回タイトルを獲得したチェコ・プラハ出身のナヴラチロワ氏は、身体的に優位なトランスジェンダー女性が女子競技に出場することを認めるのは「不正行為」だと主張していた。