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2017年9月8日のブックマーク (2件)

  • 精神の革命 急進的啓蒙と近代民主主義の知的起源 書評|ジョナサン・イスラエル(みすず書房)|書評専門紙「週刊読書人ウェブ」

    この30年ほどの間に、フランス革命は「革命」だったのかどうかさえ定かではなくなった。歴史研究の「進展」によって、「革命」の輪郭は失われてしまった。そこに、J・イスラエルの衝撃的作品『急進的(ラディカルな)啓蒙』(2001年、邦未訳)は登場した。以来、彼は、これまでの米仏革命の研究書を悉くなで斬りにし、鮮明な切断線を引き、何が「革命」だったのか、誰と誰が敵なのか、友なのか、雄弁に語り続けている。歴史に「顔」を与え返したともいえるイスラエルの膨大な仕事は、近代思想史において、スピノザ主義すなわち普遍的平等原理を認めるのか否か、という対立軸を鋭く浮かび上がらせる。主張の激しさは多数の批判を引き寄せた。スピノザはスピノザ主義者だったのか? スピノザ(思想)だけが基準か? 個別の事象で論証が粗雑すぎないか? こういった疑問ないし非難に、イスラエルは強力に反撃し、分厚いを次々と書いた。いまや、「急

    精神の革命 急進的啓蒙と近代民主主義の知的起源 書評|ジョナサン・イスラエル(みすず書房)|書評専門紙「週刊読書人ウェブ」
    Humisawa
    Humisawa 2017/09/08
    興味をそそられる書き出し◎ 「この30年ほどの間に、フランス革命は「革命」だったのかどうかさえ定かではなくなった。歴史研究の「進展」によって、「革命」の輪郭は失われてしまった。」
  • 東京大学が非常勤職員8000人大半の雇い止めを強行か (週刊金曜日) - Yahoo!ニュース

    東京大学で働く約8000人の非常勤教職員の大半が、来年4月以降雇い止めされる可能性が高くなった。8月7日に開かれた東京大学教職員組合と首都圏大学非常勤講師組合との団体交渉で、大学側が明確にした。 東大の非常勤の雇用形態は2種類ある。「特定有期雇用教職員」は特任教員や看護師・医療技術職員など約2700人。「短時間勤務有期雇用教職員」は、パートタイムワーカーで約5300人もいる。 2013年4月に施行された改正労働契約法は、5年以上同じ職場で働く非正規労働者が希望した場合、無期雇用に転換することを定めている。組合側は、2018年4月以降、希望者全員の無期雇用転換を求めているが、大学は契約期間の更新を上限5年とする「東大ルール」を法律よりも優先。法人化前から働く480人など一部を除いて雇い止めする方針だ。 また大学は、短時間勤務の教職員は6カ月のクーリング期間をおけば上限5年での再雇用が可能とし

    東京大学が非常勤職員8000人大半の雇い止めを強行か (週刊金曜日) - Yahoo!ニュース
    Humisawa
    Humisawa 2017/09/08
    “また大学は、短時間勤務の教職員は6カ月のクーリング期間をおけば上限5年での再雇用が可能としている。しかし、無期転換を避けるためのクーリングは違法または脱法行為とされる。”