国土安全保障省のセキュリティ機関「CISA」(Cybersecurity and Infrastructure Security Agency)は2020年9月24日、パスワードなどの情報を盗み出すマルウェア「LokiBot」を使った攻撃が同年7月から目に見えて増えているとして、ユーザーやネットワーク管理者に対策の徹底を促した。 CISAによると、LokiBotは別名「Loki PWS」「Loki-bot」などとも呼ばれるトロイの木馬型マルウェアだ。キーロガーを使ってWebブラウザやデスクトップ上の行動を追跡し、ユーザー名やパスワード、暗号通貨ウォレットなどの情報を盗み出す。 ゲーム「Fortnite」のランチャーを装う手口も