ラットの筋肉を使い、指のように動くロボットを、東京大生産技術研究所の竹内昌治教授(マイクロ工学)らが開発した。義手の開発などに役立つという。 ロボットは全長約3センチで、培養したラットの筋肉を、軸を中心にして対になるよう配置。電気を流した側の筋肉が縮むと、反対側の筋肉が伸び、動物の指のような動きを再現できる。こうした「拮抗(きっこう)」構造を再現したロボットは世界で初めてという。 竹内さんは「人の筋肉モデル作成に役立ち、寝たきり状態など筋肉がやせ細るのを防ぐ研究につながる」と話している。
ラットの筋肉を使い、指のように動くロボットを、東京大生産技術研究所の竹内昌治教授(マイクロ工学)らが開発した。義手の開発などに役立つという。 ロボットは全長約3センチで、培養したラットの筋肉を、軸を中心にして対になるよう配置。電気を流した側の筋肉が縮むと、反対側の筋肉が伸び、動物の指のような動きを再現できる。こうした「拮抗(きっこう)」構造を再現したロボットは世界で初めてという。 竹内さんは「人の筋肉モデル作成に役立ち、寝たきり状態など筋肉がやせ細るのを防ぐ研究につながる」と話している。
白い幼虫が朽木の中へと潜っていく。それから数週間かけ、幼虫はずしりと重い成虫へと姿を変える。成虫のオスの頭には角が生えている。今、北米大陸では、カブトムシの羽化の季節を迎えている。 この動画は、昆虫愛好家の河野博史氏がタイムラプス(微速度撮影)で幼虫から巨大な成虫になるまでを撮ったもの。この動画を見れば、ヘラクレスオオカブトの変態は驚異としか言いようがないことがわかる。 「ヘラクレス」の名は、古代の神話に登場する半神にちなんで名付けられた。北米に生息するヘラクレスオオカブト属の仲間は全長8センチ程度だが、中南米に生息する種には18センチになるものもいて、空中を飛ぶ昆虫の中では世界最大級だ。 「中南米と西インド諸島に生息するヘラクレスオオカブト属のヘラクレスオオカブトは、世界最大のカブトムシです」と言うのは、米ネブラスカ大学リンカーン校のコガネムシ科の専門家ブレット・ラトクリフ氏だ。(参考記
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