メルカリの山田進太郎社長は15日のインタビューで、スマートフォン決済サービスの「メルペイ」事業について、将来的に国内トップシェアを目指していると述べた。フリーマーケットアプリ「メルカリ」事業との相乗効果の向上や加盟店の開拓に取り組み、収益化を模索する。 山田社長はメルペイについて、「普通の人が普通に使うレベルにはなっていない」との現状認識を示した。まず、約1745万人のメルカリユーザーに利用してもらう仕組みづくりを優先し、「このビジネスを丁寧に育て、最終的にはペイペイを超えていきたい」と述べた。目標とするユーザー数やトップシェア達成の時期には言及しなかった。 スマホ決済市場は、各陣営による大型キャンペーンや政府が実施したキャッシュレス決済のポイント還元効果もあり急拡大。ただ、事業者が乱立する中、利用者の囲い込みが先行している。こうした中、NTTドコモの「ドコモ口座」の不正利用問題も発生して