オタクとサブカルの差異 オタクとサブカルの違いは何か。サブカルはメインに対するカウンター性があるが、オタクにはそれほどない。また、サブカルはメジャーに対してマイナーではあるが、市場からはみ出す個性と表現性を重視する。一方オタクは、個々の作品の制作者の個性よりも、お約束すなわちそのジャンルのコードを重視する。ただしその約束事はマニアックなまでに追求する。例えば、コミケの絵柄がハンコ絵でも、その微妙な差にこだわる、という感じだ。つまり、サブカルは革新的ならオタクは保守的なところがある。 エヴァンゲリオンの境界性 そのように両者は相容れない。しかし、大流行したアニメ『新世紀エヴァンゲリオン』は、オタクとサブカルの境界線上にあった。その境界性がオタク・サブカルさらに一般にまで浸透させた力だと考える。大雑把に、エヴァは物語の前半がオタク的で、後半がサブカル的だろう。後半特に終盤の破綻は、作家の表現を
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く