tl; dr 会社員辞めて2018年4月から筑波大学大学院システム情報工学研究科コンピュータサイエンス専攻の博士前期課程(修士課程)に入学した 分散深層学習の学習高速化とか大規模inputデータへの対応などに関する研究をする予定 がんばるぞい 大学院に入学した 2018年4月から仕事を辞めて筑波大学大学院システム情報工学研究科コンピュータサイエンス専攻の博士前期課程(修士課程)で大学院生をやっている。 働きながら入学手続きしたり引っ越ししたりと色々やっていたので3月、4月はずっとバタバタしていたのだが、ようやく落ち着いてきたので近況についてまとめておこうと思う。 背景 一応5年ぐらいソフトウェアを書いて仕事をしてきた訳だけど、自分はCSの学位を持ってる訳でもなく、ちゃんとCSの基礎的な勉強したことがなかった。*1 そのせいか、業務要件をコードに落とし込むことはできても、「なぜこのアルゴリズ
一休.comではオンプレミスで動かしていたサーバー群をAWSに移行する作業を2016年末から2年がかりで進めてきました(以下、クラウド移行と呼びます)。2017年7月にまず全サービスのアプリケーションサーバー移行が完了、2018年2月にデータベースであるSQL Serverの移行が終わり、クラウド移行が完了しました。 一休のシステムは予約や決済などのミッションクリティカルな基幹業務を担ってるため、大規模なシステム移行は難易度が高い仕事でした。また、一休のサービスは予約を取り扱うECの一種であるため、トランザクション機能をはじめとする、DBに対する品質要求水準や機能要件も比較的厳しい環境です。 本記事ではこのクラウド移行の中でも特に難易度が高いDBの移行を牽引したkudoyに、移行計画の設計や勘所についてインタビューします。 インタビュイー kudoy デジタルマーケティング部エンジニア(写
真っ赤な髪の異端エンジニア 25歳で赤髪に変身した理由 ――ずっと気になっていたことを率直に聞かせてください。庄司さんは、どうして髪を赤く染めているのですか? ああ、これね(笑) 25歳の時に組み込みエンジニアとして、外資系企業に入ったんですよ。当時の僕は、まだまだエンジニアとして実力がなかったし、しかも外資だから大変で……。 しまいには上司であるCTOから「お前は技術的に何も尖っているものがないし、外国人から見て東洋人は顔の見分けがつかない。だから髪を染めてみろ」と言われたんです。評価面談のたびに「次は青な」とか「次、銀」などと言われ染めていきました(笑) ある時、赤にしたんですよ。そしたら「おお、似合ってるじゃないか」ということになって。以来、ずっと髪は赤ですね。 ――なんと意外な理由!思っていたよりしっかり背景があったんですね。 さて、25歳で組み込みエンジニアになったとのことですが
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