富士通(東京)が、長野市北尾張部にある長野工場の土地と建物をプリント基板製造などのFICT(エフアイシーティー、長野市)に売却することが11日、分かった。同工場内に本社を置くFICTが、これまでも製造拠点として使っていた。富士通は既に同工場での生産から手を引いており、売却によって県内でのものづくりから…
北安曇郡池田町中鵜の言語学者鳥羽季義(とばすえよし)さん(74)は、ネパール東部のエベレスト山麓の一部で使われている言語「カリン語」で、「旧約聖書」の翻訳を完成させた。カリン語には文字がないため、表記にネパール語の文字を使用。完成まで11年を費やした労作だ。鳥羽さんは1970(昭和45)年から7年間現地の村に住み、住民に識字教育もしてきた。足掛け40年の活動を振り返る展示を8月23日まで、安曇野市の書店で開いている。 鳥羽さんは慶応大卒業後、英語教員を経て米国に留学。江戸時代に聖書が日本に伝わった時の翻訳のされ方などに関心を持ち、聖書の翻訳・普及を目指すキリスト教団体にも入った。 ネパールで医療支援をしていた日本人医師から、多民族多言語の同国では、文字のない言葉を話す人がいると聞き、調査。約2万人がカリン語を話す5村を探しだし、ネパール国立トリブバン大の客員教授として70年、研究目的で
県内最高齢の110歳とされる男性が約30年前から住民登録がある長野市の自宅に住んでおらず、所在が分からなくなっている問題で、この家に住む男性の息子(74)が5日午前、取材に応じた。息子は15年ほど前から男性の年金を受給していることを明らかにした。 息子によると、年金は行政関係者に勧められて加入手続きをし、15年ほど前から受給。年3回、13万5000円ずつ男性名義の金融機関の口座に振り込まれているという。この年金は男性の生年月日からみて老齢福祉年金とみられる。息子は男性の通帳、印鑑を使って現金を引き出し、家族の不動産に関する税金の支払いや孫の入学祝いなどに充てたことがあるとし「悪気はなかった」と話している。 日本年金機構長野事務センターは、本人が死亡しているのに受給しているとすれば問題がある−との認識を示した上で、生存している場合、行方不明の場合も含めて「個別事例によるが、本人名義の口座
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く