現在、数多くのプログラマが存在し、IT業界を支えている。それではプログラマの始祖は誰だろう?と調べてみると、1人の女性の姿が浮かび上がってくる。そう、世界初のプログラマは女性だったのだ。今回は、そんな世界初のプログラマであるエイダ・ラブレース氏をキーマンとして紹介しよう。 エイダ(通常このコーナーでは主に姓を呼称に用いているが、今回はファーストネームで記載する)は1815年に詩人、ジョージ・バイロンの娘として誕生した。1815年というと、日本ではバリバリ江戸時代。そんな昔にプログラミング?といぶかる方も少なくないと思う。 エイダの母は、エイダの生後すぐに父と離婚。エイダは母によって、幼少期から詩ではなく数学の教育を受けさせられた。家庭教師の中にはあのオーガスタス・ド・モルガンもいたという。 エイダがプログラミングに関わることになったのは1833年のこと。友人の研究者から、チャールズ・バベッ