【4月4日 AFP】南米ボリビアの政府所在地ラパス(La Paz)に隣接する貧しい郊外、「高地」を意味するエルアルト(El Alto)の街に先住民アイマラ(Aymara)の台頭著しい新富裕層が、豪華マンションを続々と建設している。 地元の人々はこうした新築マンションを、しばしば先住民への侮蔑を意味する「チョロ」という言葉と、欧州のアルプス(Alps)地方特有の家屋を指す「シャーレ―」を掛け合わせた造語で「チョレー」と呼んでいる。 最高7階建てのマンションの低層階には、ショッピングモールや人工芝を備えたサッカー場、屋内運動施設、巨大なダンスホールなどの商業施設が造られる。最上階のペントハウスには、ビルの所有者が住居を構える。「ネオアンデス・バロック」と名付けられた建築様式で、売り出し価格は最高100万ドル(約1億1900万円)。レインボーカラーのアイマラの旗同様、マンションは色彩にあふれてい
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