経済 モズクにがん抑制効果 フコイダンが転移を阻止2006年11月1日 フコイダンのがん転移抑制作用について説明する(左から)浜田博喜教授、前田すえこ社長=那覇市の県庁 モズクの主成分フコイダンにがん細胞の転移を阻止する効果があることが分かった。29日に横浜で開催された第65回「日本癌(がん)学会学術総会」で、シーズ(浦添市、前田すえこ社長)と共同研究を進めていた岡山理科大臨床生命科学科の浜田博喜教授らが学術論文で発表した。31日、県庁で会見した前田社長は「まだ基礎実験の段階だが、がんを抑える代替医療として世界に発信できるのではないか」と話した。 研究はシーズが持つフコイダンを低分子化する技術を使って浜田教授らが進めていた。がん細胞は自ら血管を作り出し(血管新生)、正常な血管とつながることで栄養を取り入れ、転移する。 浜田教授によると、5000に低分子化されたフコイダンががん細胞の血管
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く