ポルトガル北東部の村バーレデサルゲイロで開かれた公現祭で、たばこを吸う子ども(2019年1月5日撮影)。(c)PATRICIA DE MELO MOREIRA / AFP 【1月7日 AFP】バグパイプに打楽器、そして、たばこを吸う子どもたち──ポルトガルのある村では、よそでは驚かれるようなしきたりで、地元住民がキリスト教の祝日「公現祭(Epiphany)」を祝う。 同国北東部のケルト文化圏にある人口約200人の村、バーレデサルゲイロ(Vale de Salgueiro)では、何世代にもわたりこうした方法で公現祭を祝ってきた。この2日間、親は自分の子にたばこを吸うよう促すが、中には5歳児さえいる。 この風習の起源の全容は明らかになっていない。カルロス・カダベス(Carlos Cadavez)村長は「いつ、どのようにしてこの風習が始まったのかは分からない」「101歳の村民によると、彼女の親の